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築20年ペット可テラスハウス退去時トラブル!敷金返還と修繕費用の全貌

【背景】
* 築20年のペット可テラスハウス(家賃5万円)に夫と猫2匹で2年半居住。
* 来月頭に引っ越すことになり、退去時の修繕費用について不安に感じています。
* 契約書には、畳や襖の張替え、ペットによるクロス傷の張替えは借主負担と記載。
* 入居時はクロス、畳、襖に傷や汚れがあり、入居時写真を撮影済みですが、細かい傷は写っていません。
* 入居1年目に大家さんが変わり、昨年末には管理会社が倒産。新しい管理会社と大家さんに変わりました。
* 敷金は3ヶ月分です。

【悩み】
入居時の状態が悪かったにも関わらず、退居時に全ての修繕費用を負担しなければならないのか不安です。敷金はどの程度戻ってくるのでしょうか?

入居時の状態を証拠写真で主張し、過剰な負担は避けられます。

テーマの基礎知識:原状回復義務と敷金

賃貸借契約では、借主には「原状回復義務」(物件を借りた時の状態に戻す義務)があります。ただし、これは「通常の使用による損耗」を除きます。 「通常の使用による損耗」とは、時間経過や居住による自然な劣化のことです。例えば、畳の多少の毛羽立ちや、クロスにできた小さな傷などは、通常使用による損耗とみなされる可能性が高いです。

一方、敷金は、家賃滞納や物件の損傷に対する担保として預けられます。退去時に損傷があれば、敷金から修繕費用が差し引かれ、残りが返還されます。

今回のケースへの直接的な回答

契約書に「借主負担」と記載されているとはいえ、入居時の状態が悪かった点を写真などで証明できれば、全額負担を免れる可能性があります。 現状回復は「入居時の状態」を基準に行われるべきであり、入居時からあった損耗分は、借主の負担ではありません。

関係する法律や制度:民法

民法612条では、借主の原状回復義務について規定されています。 重要なのは、通常の使用による損耗は借主の負担ではないという点です。 裁判例も多数あり、専門家であれば、過去の判例を参考に、適切な修繕費用を判断できます。

誤解されがちなポイント:写真証拠の重要性

入居時の状態を証明する写真証拠は非常に重要です。 写真が不鮮明であったとしても、状況説明と合わせて提出することで、その証拠能力は高まります。 複数枚の写真を撮り、日付と時間、場所が分かるように撮影しましょう。 できれば、大家さんや管理会社立ち会いのもとで撮影するのが理想的です。

実務的なアドバイス:交渉と証拠の提示

まず、新しい管理会社に、入居時の写真と現状の写真を提示し、修繕費用の内訳を明確に説明してもらいましょう。 交渉の際には、冷静かつ丁寧に、具体的な根拠を示すことが重要です。 もし納得できない場合は、弁護士や不動産会社などの専門家に相談することをお勧めします。

専門家に相談すべき場合とその理由

* 管理会社との交渉が難航した場合
* 敷金返還額に大きな相違があった場合
* 契約書の内容が不明瞭で、解釈に迷う場合

専門家は、法律知識や不動産に関する豊富な経験に基づき、適切なアドバイスとサポートを提供できます。 特に、裁判沙汰になる可能性がある場合は、専門家の介入が不可欠です。

まとめ:冷静な対応と証拠の確保が重要

今回のケースでは、入居時の状態を明確に証明することが、敷金返還と修繕費用負担の交渉において非常に重要です。 冷静に状況を把握し、証拠をしっかり確保することで、不当な負担を避けることができます。 必要であれば、専門家の力を借りることも検討しましょう。 契約書をよく読み、不明な点はすぐに質問する習慣をつけましょう。 そして、何よりも、写真証拠は、あなたの権利を守る強力な武器となります。

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