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築20年マンションのエアコン不具合と大家さんの対応:契約不履行に当たるのか?

【背景】
築20年近くの賃貸マンションに住んでいます。入居直後からエアコンの吹き出し口が動かなくなり、下向き固定の状態です。管理会社に見てもらった結果、大家さんからは「壊れていないからテープで固定して使いなさい」と言われました。

【悩み】
エアコンの角度調整ができないため、特に冬場は部屋が暖まらず、事実上使えません。「エアコン付き」を条件に入居したのに、正常に使えない状態は契約不履行にあたるのでは?と不安です。また、過去にも老朽化による修繕対応が遅れた経験があり、大家さんの対応に疑問を感じています。

エアコンの機能不全は契約不履行の可能性あり。専門家への相談を検討すべき。

テーマの基礎知識:賃貸借契約と修繕義務

賃貸借契約では、大家さん(賃貸人)には、借り主(賃借人)が安心して住めるよう、建物や設備を適切に維持管理する義務があります。これは民法(日本の法律)で定められています。具体的には、通常使用による損耗(自然な劣化)を除き、建物や設備の欠陥を修繕する義務があります。エアコンも、賃貸物件に備え付けられている設備であれば、この修繕義務の対象となります。

今回のケースへの直接的な回答:契約不履行の可能性

質問者様のケースでは、エアコンの吹き出し口が固定されたままの状態は、本来の機能を十分に発揮できない状態と言えるでしょう。入居時に「エアコン付き」という条件で契約したにも関わらず、実質的に使用できない状態であることは、契約内容に反する可能性があります。これは、契約不履行(契約で約束したことを履行しないこと)に当たる可能性があると言えるでしょう。

関係する法律や制度:民法606条

民法606条では、賃貸人の修繕義務について規定されています。通常使用による損耗を除き、賃貸物件の修繕は賃貸人の義務です。エアコンの吹き出し口の故障は、通常使用による損耗とは認めにくいでしょう。そのため、大家さんには修繕義務があると解釈できます。

誤解されがちなポイント:老朽化と修繕義務

物件が老朽化しているからといって、修繕義務が免除されるわけではありません。老朽化による故障であっても、居住に支障をきたす状態であれば、大家さんは修繕する義務があります。ただし、修繕の方法や費用については、大家さんと話し合う必要があります。

実務的なアドバイスや具体例:記録を残すことの重要性

まず、大家さんとのやり取りは全て記録に残しましょう。メールや手紙で連絡を取り、内容を記録しておくことが重要です。また、エアコンの不具合について、写真や動画で証拠を撮影しておくと、後々の交渉に役立ちます。

さらに、管理会社にも状況を伝え、修繕の必要性を改めて訴えましょう。管理会社は大家さんと賃借人の仲介役として、問題解決に協力する役割を担っています。

専門家に相談すべき場合とその理由:弁護士や不動産会社

大家さんとの交渉がうまくいかない場合、弁護士や不動産会社などに相談することをお勧めします。専門家は、法律的な観点からアドバイスをしてくれます。特に、契約不履行を主張する場合、専門家の助言は不可欠です。

まとめ:権利を主張し、快適な居住環境を確保しましょう

今回のケースでは、エアコンの機能不全は契約不履行に当たる可能性があります。大家さんとの交渉が難航する場合は、専門家の力を借りることを検討しましょう。大切なのは、自分の権利を主張し、快適な居住環境を確保することです。 記録を残し、冷静に状況を説明することで、問題解決に近づくことができます。

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