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築20年賃貸アパートの水漏れトラブル!修理費用10万円請求の是非を徹底解説

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大家さんは、私がシンクに水を溜めていたことが原因だと主張し、シンクを交換する必要があるとして10万円の修理費用を請求してきました。不動産屋さんは5万円への減額を提案していますが、本当に支払うべきなのか、いくら支払うのが妥当なのか悩んでいます。
賃貸住宅において、設備の故障や老朽化による修理費用負担は、借家人と大家のどちらが負担するのか、明確なルールがあります。 これは、民法(日本の法律)の規定に基づきます。 簡単に言うと、建物の「主要部分」の修理は大家の責任、それ以外の「修繕」は借主の責任となります。
今回のケースでは、排水口のゴムパッキンは、シンクという設備の一部であり、経年劣化(長年の使用による摩耗)によって破損したものです。 これは、借主の故意や過失(わざと壊したり、不注意で壊したりしたこと)によるものではなく、建物の老朽化に起因する問題です。そのため、修理費用は大家が負担すべきです。大家の主張は、法的根拠がありません。
大家には、借主に「静穏に居住できる状態」を提供する義務があります(民法616条)。 老朽化した設備から水漏れが発生し、居住に支障をきたす状態は、この義務違反に該当する可能性があります。
大家は「シンクに水を溜めていたことが原因」と主張していますが、これは、ゴムパッキンの老朽化が原因の水漏れを、借主の行為にすり替えている可能性があります。 通常の使用範囲内で水を溜めていたとしても、老朽化したパッキンが原因で水漏れが発生するのは、借主の責任ではありません。
不動産屋さんの提案である5万円は、交渉の余地がある金額です。 完全に大家の負担であるべきですが、交渉コスト(時間や労力)を考慮すると、5万円で合意することも一つの選択肢です。 交渉する際には、以下の点を伝えましょう。
もし、大家が5万円以上の費用を請求したり、交渉がまとまらなかったり、あるいは水漏れが原因で他の被害が発生した場合には、弁護士や不動産会社などの専門家に相談することをお勧めします。 専門家は、法律に基づいた適切なアドバイスをしてくれます。
* 賃貸住宅の設備の修理費用負担は、民法に基づき、主要部分の修理は大家、修繕は借主が原則。
* 今回のケースでは、排水口パッキンの老朽化は大家の責任。
* 大家の主張は法的根拠が薄弱。
* 不動産屋さんの提案(5万円)を参考に、交渉を進める。
* 必要に応じて専門家に相談する。
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