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築38年、耐震診断で倒壊の恐れ…借地権の相続と名義変更、妹との不仲で進まない手続きをどうすれば?

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妹が名義変更に必要な書類を提出してくれない場合でも、名義変更できる手続きはありますか?地震が来る前に、何とか家を安全にしたいです。
まず、借地権について簡単に説明します。借地権とは、他人の土地に建物を建てて、その土地を使用する権利のことです(地上権と混同されやすいですが、借地権は契約に基づく権利、地上権は登記された権利です)。相続においては、借地権も他の財産と同様に相続されます。今回のケースでは、亡くなったお父様の借地権が、法定相続人であるお母様、質問者様、妹さんの3名に相続されています。
建物についても同様に、お父様の相続財産となります。耐震診断の結果、倒壊の恐れがあるとのことですので、早急な対応が必要です。
妹さんの協力が得られない場合でも、名義変更は可能です。ただし、裁判所の力を借りる必要があります。具体的には、家庭裁判所(家事審判)を利用する方法です。
このケースでは、民法(相続に関する規定)と、家事審判法が関係します。民法は相続のルールを定めており、家事審判法は家庭裁判所における調停や審判の手続きを規定しています。
相続とは、亡くなった人の財産が相続人に移転することです。名義変更とは、登記簿(不動産の所有者を記録した公的な書類)に所有者名を書き換える手続きです。相続が完了しても、名義変更が完了していない状態が続きます。名義変更は、相続手続きとは別途行う必要がある手続きです。
妹さんが書類を提出してくれない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることをお勧めします。調停では、裁判官を仲介役として、相続人同士で話し合い、合意を目指します。合意に至れば、その内容に基づいて名義変更を行うことができます。合意に至らない場合は、審判という裁判のような手続きに移行し、裁判官が判断を下します。
具体的には、まず家庭裁判所に調停を申し立て、必要書類を提出します。裁判所は、当事者(相続人)を呼び出し、話し合いを進めます。この際、弁護士に相談し、代理人になってもらうことも可能です。
相続手続きは複雑で、法律の知識が必要となる場合があります。特に、相続人同士の仲が悪い場合や、遺産に複雑な事情がある場合は、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、手続きの進め方や、権利擁護について適切なアドバイスをしてくれます。
築38年の建物で耐震性に問題があるという状況は、非常に危険です。早急に名義変更を行い、耐震補強工事を行う必要があります。妹さんの協力が得られない場合は、家庭裁判所を利用し、調停や審判の手続きを進めることを検討しましょう。専門家である弁護士に相談することで、スムーズな手続きを進めることができます。 時間的な猶予は少ないため、一刻も早い行動が求められます。
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