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老朽化した空家の売却と更地化:ローン残債と資産形成のジレンマ

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ローンの残債を払い続けながら完済を目指すか、売却して損失を被るか、あるいは更地にしてから売却するか迷っています。空家の管理や防犯面も心配です。金利分を含めたローンの支払いを無駄にしたくないと思っています。
まず、住宅の価値について理解しましょう。住宅の価値は、築年数、建物の状態、立地条件などによって大きく変動します。質問者様のお住まいは古いとのことですので、建物の価値は低く、土地の価値が中心となるでしょう。 不動産の価値は、市場価格(売買価格)で決まります。 査定額は、不動産会社が市場価格を予測したものであり、必ずしも売却価格を保証するものではありません。
空家を売却するメリットは、ローン返済の負担から解放されること、管理・防犯上の不安を解消できることです。デメリットは、ローンの残債を上回る売却益が得られない可能性があることです。つまり、今まで支払った金利分を損失として受け入れる必要があるかもしれません。
更地にする(解体する)ことで、土地の価値を高め、より高値で売却できる可能性があります。しかし、解体費用(解体工事費用、廃棄物処理費用など)が新たに発生します。更地化は、売却価格が解体費用を上回ると見込まれる場合に有効です。
住宅ローンを完済しないまま売却する場合は、抵当権(※不動産を担保としてローンを組んでいる場合に設定される権利)の抹消手続きが必要です。また、固定資産税は、所有権が移転するまで支払う義務があります。
既に支払った金利は、残念ながら取り戻すことはできません。しかし、今後の金利負担を軽減するためには、売却という選択肢も検討する必要があります。 売却による損失と、今後の金利負担、固定資産税、管理費などを比較検討することが重要です。
複数の不動産会社に査定を依頼し、売却価格の相場を把握しましょう。 また、解体費用を含めた更地化の費用と、売却価格の見込みを比較検討します。 税理士や不動産専門家などのアドバイスを受けることも有効です。 例えば、ローンの残債が1000万円、査定額が900万円、解体費用が50万円の場合、売却すると100万円の損失となりますが、更地化して1200万円で売却できれば、250万円の利益となります。
ローンの返済方法、売却価格、更地化の費用、税金など、複雑な問題が絡むため、不動産会社、税理士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することを強くお勧めします。それぞれの専門家のアドバイスを総合的に判断し、最適なプランを選びましょう。
老朽化した空家の売却は、ローン残債、更地化費用、売却価格、税金など、様々な要素を考慮する必要があります。 専門家の意見を聞きながら、ご自身の経済状況や将来計画を踏まえ、最適な判断を下すことが重要です。 焦らず、じっくりと検討しましょう。
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