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老朽物件の入居トラブル!安心して暮らせる同条件物件への移転は可能?

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入居前の適切な点検がなされていなかったこと、そして度重なるトラブルと管理会社の対応の悪さに非常にストレスを感じています。このままでは安心して暮らせないと感じています。同条件の物件に移転できるのか、何か法律的な根拠はあるのか知りたいです。
賃貸借契約(賃借人が家主から物件を借りて住む契約)では、家主には「瑕疵担保責任(かしほしょうせきにん)」があります。これは、物件に隠れた欠陥(瑕疵(かし))があった場合、家主が責任を負うというものです。 例えば、入居前に発見できなかった水漏れや故障などは、この瑕疵に該当する可能性があります。ただし、入居後の使用によって生じた損傷は、瑕疵担保責任の対象外となるケースが多いです。
質問者さんのケースでは、入居前の点検不足により、複数の瑕疵(水漏れ、故障など)があった可能性が高いです。これらの瑕疵が、居住の安全・快適性を著しく損なうレベルであれば、民法(日本の法律)に基づき、同等の条件の物件への転居を請求できる可能性があります。 ただし、請求が認められるかは、個々の状況(瑕疵の程度、管理会社の対応、契約内容など)によって異なります。
民法616条には、賃貸借契約における瑕疵担保責任が規定されています。 具体的には、物件に瑕疵があった場合、家主は修理または修繕をする義務を負います。修理が不可能な場合、または修理に著しい時間や費用がかかる場合は、契約解除(解約)や減額請求(家賃を下げてもらう)といった対応が考えられます。 今回のケースでは、契約解除ではなく、同等の物件への移転を請求するという形になるでしょう。
入居後に瑕疵を発見した場合でも、それが入居前から存在していたものだと立証できれば、瑕疵担保責任を主張できます。 質問者さんのケースでは、入居初日からトラブルが頻発している点、管理会社が「入居前の点検は一年ぶり」と言っている点などが、入居前から瑕疵があったことの証拠となり得ます。
まずは、全てのトラブルについて、写真や動画、修理依頼記録などを証拠として残しましょう。管理会社とのやり取りは、メールや書面で行い、記録を残すことが重要です。 これらの証拠を元に、管理会社に改めて同条件物件への移転を請求し、交渉してみましょう。交渉が難航する場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。
管理会社との交渉がうまくいかない場合、または法的措置を検討する必要がある場合は、弁護士や司法書士に相談しましょう。専門家は、法律的な知識に基づいて適切なアドバイスを行い、必要であれば法的措置(訴訟など)を支援してくれます。 特に、オーナーが法人である場合、交渉が複雑になる可能性がありますので、専門家のサポートは不可欠です。
古い物件であっても、入居者は安全で快適な住環境を享受する権利があります。 今回のケースでは、入居前の点検不足が原因で、複数の瑕疵が発生している可能性が高いです。 証拠をしっかり集め、管理会社と交渉し、必要であれば専門家の力を借りながら、安心して暮らせる同条件の物件への移転を実現させましょう。 諦めずに、自分の権利を主張することが大切です。
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