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自己破産で人生やり直し?手取り25万、住宅ローン、車のローン、養育費…どうすれば?

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自己破産とは、経済的に困窮し、借金を返済できなくなった人が、裁判所に申し立てて、借金の支払い義務を免除してもらう手続きのことです。簡単に言うと、「借金を帳消しにしてもらう」ための制度です。
自己破産をすると、原則として、すべての借金が免除されます。ただし、税金など、免除されない借金もあります。
自己破産の手続きは、裁判所を通して行われます。裁判所は、破産者の財産や借金の状況を調査し、免責(借金の支払い義務をなくすこと)を認めるかどうかを判断します。免責が認められると、借金の返済義務がなくなります。しかし、自己破産には、一定のデメリットも伴います。信用情報に記録が残り、一定期間、新たな借入やクレジットカードの利用ができなくなったり、一部の職業に就けなくなったりする可能性があります。
まず、自己破産が妥当な判断かどうかの判断は、ご自身の状況を総合的に見て、専門家と相談して決めるのが最善です。収入と支出のバランスが取れていない状況で、貯金もできないとなると、自己破産を検討するのも一つの選択肢です。
次に、車についてです。自己破産をする場合、原則として、所有している財産はすべて換価(お金に換えること)されて、債権者(お金を貸した人)への弁済に充てられます。車のローンが残っている場合は、通常、車はローン会社によって引き上げられます。
しかし、今回のケースのように、車のローンを完済した場合、車はご自身の財産となります。自己破産の手続きにおいて、車の価値が一定額以上(一般的には20万円以上)の場合、換価の対象となる可能性があります。ただし、車の価値が20万円以下であれば、手元に残せる可能性もあります。この点は、裁判所や破産管財人(破産者の財産を管理する人)の判断によります。
自己破産に関連する主な法律は「破産法」です。破産法は、破産手続きのルールや、破産者の権利、義務などを定めています。
自己破産以外にも、借金問題を解決するための方法として、民事再生という手続きがあります。民事再生は、借金を減額してもらい、残りの借金を分割で返済していく手続きです。自己破産と異なり、財産を処分する必要がない場合もあります。ただし、民事再生には、安定した収入があることなどの条件があります。
自己破産について、よく誤解される点があります。それは、「すべての財産が没収される」という点です。実際には、自己破産の手続きでは、すべての財産が没収されるわけではありません。
破産法では、破産者の生活に必要な財産(例えば、一定額の現金、生活に必要な家具など)は、破産者の手元に残せることになっています。これを「自由財産」と言います。
また、車の価値が20万円以下の場合、裁判所の判断によっては、自由財産として認められる可能性もあります。ただし、車の価値が20万円を超える場合は、原則として換価の対象となります。
自己破産の手続きは、個々の状況によって異なり、専門的な判断が必要となるため、弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。
車のローンが残っている場合、自己破産をすると、車はローン会社に引き上げられる可能性が高いです。しかし、今回のケースのように、車のローンを完済できるのであれば、車はご自身の財産として残る可能性が高まります。
具体例を挙げます。Aさんは、手取り25万円で、住宅ローン、養育費、車のローンを抱えており、貯金ができませんでした。自己破産を検討したところ、車のローン残債が50万円でした。Aさんは、自己破産前に、親から50万円を借りて車のローンを完済しました。自己破産の手続き後、車の価値が20万円以下と評価されたため、車を手元に残すことができました。
この例のように、車のローンを完済し、車の価値が低い場合は、車を手元に残せる可能性が高まります。しかし、車の価値が高い場合は、換価の対象となる可能性があるので、注意が必要です。
自己破産を検討している場合は、必ず弁護士に相談してください。弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、自己破産が適切かどうか、他の解決策があるかどうかを判断してくれます。
弁護士に相談することで、以下のようなメリットがあります。
また、自己破産の手続きには、専門的な知識が必要となります。弁護士に依頼することで、複雑な手続きをスムーズに進めることができます。
自己破産だけでなく、民事再生など、他の債務整理(借金問題を解決する方法)についても、弁護士に相談することで、最適な解決策を見つけることができます。
今回の質問の重要ポイントをまとめます。
自己破産は、人生をやり直すための重要な選択肢の一つです。しかし、自己破産には、一定のデメリットも伴います。専門家とよく相談し、ご自身の状況に合った最適な解決策を見つけてください。
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