芙蓉総合リースってどんな会社? 基礎知識を解説

「リース」という言葉は、普段あまり耳にしないかもしれません。リースとは、企業が設備や機器を「購入」する代わりに、リース会社から「借りる」ことです。
例えば、新しいコピー機が欲しくなったとき、リース会社から借りれば、一度に大きな金額を支払う必要がなく、月々のリース料を支払うことで利用できます。
リース会社は、その設備を所有し、利用者に貸し出すことで収益を上げています。
芙蓉総合リースは、このリース事業をメインに行っている会社です。

芙蓉総合リースは、日本の大手金融グループである芙蓉グループの一員です。
芙蓉グループは、みずほフィナンシャルグループを中核とする企業グループであり、芙蓉総合リースはその傘下にあるため、安定した経営基盤を持っています。
そのため、一般的に「怪しい会社」と判断されるような会社ではありません。

芙蓉総合リースが会社に来た場合の対応

芙蓉総合リースが会社に訪問してきた場合、まずはどのような目的で来たのかを確認しましょう。
多くの場合、会社の設備投資や資金調達に関する提案が目的です。
具体的には、新しいオフィス機器や車両の導入、あるいは既存の設備のリース契約の見直しなどを提案される可能性があります。

もし、具体的な提案を受ける場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 提案内容の確認: どのような設備やサービスを提案されているのか、詳細な内容を確認しましょう。
  • リース料と期間: リース料はいくらか、契約期間はどのくらいなのかを確認し、自社の予算や利用期間に合っているか検討しましょう。
  • 契約条件: 中途解約や、契約満了時の対応(設備の返却、再リース、購入など)について、条件を確認しましょう。
  • 他社との比較: 複数のリース会社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

もし、話を聞いてみて、自社にとってメリットがないと感じたら、無理に契約する必要はありません。
丁寧にお断りすることも大切です。

リースに関連する法律や制度

リース契約は、民法上の「賃貸借契約」(ちんたいしゃくけいやく)に似た契約です。
リース会社が所有する物を、利用者が料金を支払って利用するという点で共通しています。
リース契約には、以下の様な特徴があります。

  • 所有権: リースの対象となる物の所有権は、リース会社にあります。利用者は、あくまで「借りている」状態です。
  • 中途解約: リース契約は、原則として中途解約ができません。
    もし解約する場合は、違約金が発生することがあります。
  • 固定資産税: リース会社が所有者であるため、固定資産税はリース会社が負担します。

リース契約を結ぶ際には、契約内容をしっかりと確認し、疑問点があればリース会社に質問することが大切です。

誤解されがちなポイントを整理

リース契約に関して、よくある誤解を整理しましょう。

  • 所有権に関する誤解: リースは「借りる」契約なので、リース期間が終了しても、すぐに自分のものになるわけではありません。
    多くの場合、再リース(再度リース契約を結ぶこと)や、購入の選択肢があります。
  • 解約に関する誤解: リース契約は、原則として中途解約ができません。
    契約期間中の解約は、違約金が発生する可能性があるので注意が必要です。
  • 料金に関する誤解: リース料は、設備の購入費だけでなく、金利や保険料なども含まれています。
    そのため、一見すると割高に感じることもありますが、税制上のメリットや、初期費用を抑えられるという利点もあります。

これらの誤解を理解しておくことで、リース契約に関するトラブルを避けることができます。

実務的なアドバイスと具体例

芙蓉総合リースに限らず、リース会社から提案を受ける際には、以下の点を意識すると良いでしょう。

  • 目的を明確にする: リースを検討する前に、なぜリースが必要なのか、目的を明確にしましょう。
    例えば、「最新の設備を導入したい」「初期費用を抑えたい」「税制上のメリットを得たい」など、目的によって最適なリースプランは異なります。
  • 複数の見積もりを取る: 複数のリース会社から見積もりを取り、比較検討することで、より条件の良いリースプランを見つけることができます。
    リース会社によって、金利やサービス内容が異なるため、比較検討は必須です。
  • 専門家への相談: 不安な点や疑問点があれば、税理士や会計士などの専門家に相談しましょう。
    専門家は、リース契約のメリット・デメリットを客観的に評価し、適切なアドバイスをしてくれます。
  • 契約内容の確認: 契約書の内容を隅々まで確認し、不明な点があれば必ず質問しましょう。
    特に、中途解約に関する条項や、契約満了時の対応については、しっかりと確認しておくことが重要です。

例:
新しいオフィス機器の導入を検討しているA社は、芙蓉総合リースを含む3社のリース会社から見積もりを取りました。
その結果、芙蓉総合リースが最も有利な条件を提示し、A社は芙蓉総合リースと契約しました。
A社は、初期費用を抑えつつ、最新のオフィス機器を導入することができ、業務効率を向上させることができました。

専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • リース契約の仕組みがよくわからない場合: リース契約は、専門用語が多く、複雑な仕組みです。
    契約内容を理解できない場合は、専門家に相談して、内容を詳しく説明してもらうと良いでしょう。
  • 複数のリース会社を比較検討したい場合: 複数のリース会社の見積もりを比較検討する際、どの点が重要なのか、判断に迷うことがあるかもしれません。
    専門家は、それぞれのプランのメリット・デメリットを客観的に評価し、最適なプランを選ぶためのアドバイスをしてくれます。
  • 税務上のメリット・デメリットについて知りたい場合: リース契約には、税務上のメリット・デメリットがあります。
    専門家である税理士に相談することで、自社にとって最適な税務処理方法をアドバイスしてもらうことができます。
  • 契約内容に不安がある場合: 契約書の内容に不明な点や、不利な点があると感じた場合は、専門家に相談して、契約内容をチェックしてもらうと良いでしょう。
    専門家は、契約内容の適否を判断し、必要なアドバイスをしてくれます。

まとめ

芙蓉総合リースは、大手金融グループ傘下のリース会社であり、一般的に「怪しい会社」ではありません。
しかし、リース契約を結ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 提案内容をしっかりと確認し、自社のニーズに合っているか検討する。
  • 複数のリース会社から見積もりを取り、比較検討する。
  • 契約内容を隅々まで確認し、不明な点があれば質問する。
  • 不安な点や疑問点があれば、専門家に相談する。

これらの点に注意することで、リース契約に関するトラブルを回避し、より良い条件でリースを利用することができます。