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袋小路私道共有の駐車場跡に建売住宅!私道占有権はどうなる?7世帯の権利と今後の対応

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私道の占有分(私道使用権)はどうなるのでしょうか?今後、私たち7世帯はどう対応すれば良いのか、不安です。
私道とは、一般の道路ではない、私有地(個人が所有する土地)の道路のことです。今回のケースのように、複数の所有者が共有している場合、それぞれの所有者は、その共有持分に応じて私道の使用権(私道占有権)を有します。 共有持分とは、土地の所有権を複数の者が分担して持つ状態です。例えば、7世帯で等しく共有していれば、各世帯は7分の1の共有持分を持ちます。
3世帯分の家が建つことで、私道の利用状況は大きく変わります。駐車場だった部分が建物となり、通行スペースが狭くなったり、車の出し入れが困難になったりする可能性があります。そのため、既存の私道使用権(私道占有権)の見直しが必要になります。具体的には、新たな建築計画に伴い、私道使用権の変更や新たな協定を結ぶ必要があるでしょう。
このケースでは、民法(特に共有に関する規定)が関係します。民法では、共有物の管理や使用に関するルールが定められており、共有者間の合意が重要となります。また、建築基準法も関係します。新たな建物が建築基準法に適合しているか、私道の幅員(道路の幅)が建築基準法で定められた基準を満たしているか確認する必要があります。
「共有」という言葉から、勝手に使っても良いと誤解しがちですが、共有物であっても、他の共有者の権利を侵害するような使い方はできません。今回のケースでは、3世帯分の建物の建築によって、他の4世帯の私道利用に支障が出ないよう、慎重な協議が必要です。また、不動産屋の説明だけで判断せず、自分たちの権利を確認することが大切です。
まず、不動産屋に私道使用権に関する具体的な計画書(私道の使用変更計画、通行権の確保方法など)を要求しましょう。そして、7世帯で話し合い、弁護士や土地家屋調査士(土地や建物の境界などを調査する専門家)などの専門家に相談し、適切な合意形成を目指しましょう。合意形成が困難な場合は、調停や裁判という手段も考えられます。
例えば、新たな建物の建築に伴い、私道の幅員を狭める場合は、通行の安全性を確保するための対策(例えば、一方通行にする、駐車スペースを確保するなど)を検討する必要があります。また、私道維持管理費用の負担割合についても、改めて協議する必要があるでしょう。
私道に関するトラブルは、複雑で専門的な知識が必要な場合があります。特に、共有者間での合意形成が困難な場合、または、法律的な問題が発生する可能性がある場合は、弁護士や土地家屋調査士などの専門家に相談することが重要です。専門家は、法律に基づいた適切なアドバイスを行い、紛争解決を支援してくれます。
袋小路の私道共有において、新たな建物の建築は、私道使用権に影響を与えます。7世帯で話し合い、不動産屋に詳細な計画書を要求し、必要に応じて専門家に相談することが重要です。早めの対応で、トラブルを回避し、円滑な解決を目指しましょう。 共有者の権利をしっかり理解し、自分たちの立場を明確にすることで、より良い解決策を見つけることができるでしょう。
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