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被担保債権・物上保証人とは?初心者にもわかりやすく解説

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担保と債権は、お金を貸したり借りたりする際に非常に重要な役割を果たす概念です。
お金を貸す人(債権者)は、お金を借りる人(債務者)がきちんと返済してくれるか不安になりますよね。
そこで登場するのが「担保」です。担保とは、債務者がお金を返せなくなった場合に、債権者がお金を回収できるための「盾」のようなものです。
一方、「債権」とは、特定の人(債務者)に対して、特定の行為(お金の支払いなど)を請求できる権利のことです。
お金を貸した人(債権者)は、お金を借りた人(債務者)に対して、お金を返してもらう「債権」を持っています。
今回の質問にある「被担保債権」と「物上保証人」について説明します。
被担保債権とは、担保によって守られている債権のことです。
例えば、住宅ローンを借りる場合、金融機関はお金を貸す代わりに、借りた人の家を担保にします(抵当権を設定します)。
この住宅ローンの返済を求める権利(お金を返してもらう権利)が「債権」であり、家の抵当権によって守られているので、この債権が「被担保債権」となります。
つまり、担保が設定されている債権のことです。
物上保証人とは、自分の持っている物(不動産など)を担保として提供し、他人の借金を保証する人のことです。
例えば、親が子供の住宅ローンを保証する場合、親が自分の家を担保として提供することがあります。
この場合、親は「物上保証人」となり、親の家は「担保」として扱われます。
もし子供が住宅ローンを返済できなくなった場合、金融機関は親の家を売却して、そこからお金を回収することができます。
担保には、大きく分けて「人的担保」と「物的担保」があります。
今回のケースで関係するのは、主に「物的担保」です。
例えば、住宅ローンを借りる際の抵当権は、民法という法律に基づいて設定されます。
民法は、担保に関する様々なルールを定めており、債権者と債務者の権利を守る役割を果たしています。
物上保証人は、自分の財産を担保として提供するわけですから、その責任は非常に重大です。
誤解されやすい点として、物上保証人は「債務者と同じように借金を返済する義務がある」と考える方がいますが、これは正確ではありません。
物上保証人の責任は、あくまでも「担保として提供した物」の範囲に限られます。
例えば、親が子供の住宅ローンのために自分の家を担保にした場合、親は子供の借金を直接返済する義務はありません。
しかし、子供が返済できなくなった場合、金融機関は親の家を売却し、そこからお金を回収することができます。
もし家の売却額で借金を全額返済できなかったとしても、親は不足分を支払う義務はありません。
物上保証は、債務者にとっては非常に助けになる制度ですが、物上保証人にとっては大きなリスクを伴います。
物上保証人になる際は、以下の点に注意が必要です。
具体例として、親が子供の住宅ローンの物上保証人になる場合を考えてみましょう。
親は、子供の収入や仕事の安定性、将来的な返済計画などを考慮し、本当に保証しても大丈夫なのかを慎重に判断する必要があります。
もし子供が失業したり、病気になったりして返済が滞った場合、親の家が売却される可能性があるというリスクを理解しておくことが重要です。
物上保証に関する問題は、専門的な知識が必要となる場合があります。
以下のような場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。
専門家に相談することで、法的な問題に対する適切なアドバイスを受けることができ、安心して問題を解決することができます。
今回の解説の重要ポイントをまとめます。
担保と債権の仕組みを理解し、物上保証のリスクを正しく認識することで、より安全な取引を行うことができます。
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