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賃貸マンション契約:引っ越しと保証委託会社、個人情報は大丈夫?

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引っ越し先の保証会社に、前の保証会社での個人情報(例えば、クレジットカード情報や過去の滞納履歴など)が伝わってしまうのか知りたいです。また、不動産会社や保証会社間で、私の個人信用情報(信用情報機関に登録されている情報)のようなものが共有されているのか不安です。
賃貸マンションを借りる際、家賃の滞納リスクを軽減するために、多くの場合、保証委託会社(保証会社)への加入が求められます。保証会社は、賃借人(借主)の代わりに家賃を支払うことを保証する会社です。
まず、重要なのは、異なる保証会社間で、あなたの個人情報が自動的に共有されることはありません。それぞれの保証会社は、独立した企業であり、個別の契約に基づいて情報を管理しています。
ただし、あなたが保証会社に提供した情報(氏名、住所、勤務先、収入など)は、その保証会社が保有することになります。そして、新しい保証会社に契約を申し込む際に、これらの情報を改めて提供する必要があります。
個人信用情報機関(例:JICC、CIC、全国銀行個人信用情報センターなど)は、金融機関やクレジットカード会社などが、顧客の信用情報を共有する機関です。保証会社は、これらの機関からあなたの信用情報を取得することはありますが、保証会社間で直接情報をやり取りすることは通常ありません。
保証会社が信用情報機関から情報を得る場合、それはあくまであなたの信用状況を判断するためであり、あなたの許可なく他の保証会社に情報を提供することはありません。
今回のケースでは、あなたが前の保証会社に提供した情報は、新しい保証会社には伝えられません。新しい保証会社は、あなたから改めて個人情報と信用状況に関する情報を提供してもらうことで、審査を行います。
個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)では、個人情報の適切な取り扱いについて規定されています。保証会社もこの法律に従って、あなたの個人情報を厳重に管理する義務があります。
「保証会社に一度情報を提供したら、ずっと追跡されるのでは?」と心配する方もいるかもしれません。しかし、これは誤解です。保証会社は、あなたの信用状況を評価するために必要な情報のみを収集し、それ以外の情報は保持しません。
また、不動産会社と保証会社の間でも、個人情報は原則として共有されません。ただし、契約締結に必要な範囲で、必要最小限の情報交換が行われることはあります。
新しい保証会社への申し込み時には、正確な情報を提供することが重要です。虚偽の情報や不正確な情報は、審査に悪影響を与える可能性があります。また、過去の滞納履歴など、気になる点があれば、事前に保証会社に相談してみるのも良いでしょう。
特別な事情がある場合、例えば、過去の信用情報に問題があり、保証会社への加入が難しい場合などは、弁護士や司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、あなたの状況を的確に判断し、適切なアドバイスをしてくれます。
* 保証会社間で個人情報は自動的に共有されません。
* 個人信用情報機関の情報は、保証会社が審査のために取得する可能性はありますが、他の保証会社に提供されることはありません。
* 個人情報保護法に基づき、個人情報は適切に管理されます。
* 何か不安な点があれば、専門家に相談しましょう。
今回の説明が、あなたの不安を解消する助けになれば幸いです。 引っ越し先での新しい生活が、スムーズに始まることを願っています。
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