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賃貸住宅からの退去:転居費用・引越し代の負担は?大家さんの責任は?

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転居先の入居費用や引越し代は、大家さんが負担してくれるのでしょうか?大家さんは15万円まで負担してくれるとのことですが、予算内で適切な物件が見つかりません。大家さんはどこまで費用を負担すべきなのでしょうか?
賃貸借契約(賃貸人=大家さんと借家人=あなたとの契約)は、民法(日本の法律)で規定されています。民法615条では、賃貸人は、借家人に「目的物の使用・収益を妨げる行為」をしてはならないと定められています。大家さんの事情による退去要請が、この条項に抵触するかどうかが、費用負担の判断基準になります。
今回のケースでは、大家さんの事情で退去を迫られているため、民法615条に抵触する可能性があります。そのため、転居費用や引越し費用の一部の負担を求めることは、法的にも一定の根拠があると判断できます。しかし、15万円の提示額が妥当かどうかは、物件の状況(家賃、立地、広さなど)や、あなたの転居にかかる費用、そして、大家さんの事情の程度などによって変わってきます。
明確な法律で費用負担額が定められているわけではありません。裁判例もケースバイケースで判断されています。しかし、大家さんの事情による退去の場合、裁判所は「相当な費用」の負担を大家さんに求める傾向があります。
「大家さんの事情」だからといって、無条件に費用負担が免除されるわけではありません。大家さんの事情が、やむを得ない事情(例えば、建物の老朽化による解体など)である場合、負担額は少なくなったり、負担が免除される可能性もあります。逆に、大家さんの都合の良い理由(例えば、親族の転居など)であれば、より多くの費用負担を求められる可能性が高まります。
まず、大家さんと話し合い、退去の理由と、あなたが転居に伴って発生する費用(引越し費用、敷金礼金、仲介手数料、転居にかかる時間的な損失など)を具体的に提示しましょう。15万円では不十分だと感じているなら、根拠を示して交渉することが重要です。必要であれば、具体的な見積もりを提示するのも有効です。交渉が難航する場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。
交渉がまとまらない場合、または、大家さんが不当に低い負担額しか提示しない場合は、弁護士や司法書士に相談することを強くお勧めします。専門家は、法律に基づいた適切なアドバイスと、必要であれば法的措置(調停や訴訟)をサポートしてくれます。
大家さんの事情による退去の場合、転居費用・引越し費用の一部の負担は認められる可能性が高いです。しかし、負担額はケースバイケースで、交渉によって決まります。15万円の提示額に納得できない場合は、大家さんと丁寧に交渉し、必要に応じて専門家に相談しましょう。 重要なのは、あなたの損失を明確に示し、法的根拠に基づいて交渉を進めることです。 交渉は冷静に、記録を残しながら行うことが大切です。
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