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賃貸契約後の水漏れと天井落下!初期費用返金と引越し費用の交渉方法を教えて!

質問の概要

【背景】

  • 2月末に賃貸契約、3月中旬に入居。
  • 入居翌日に天井から水漏れが発生。
  • 入居から1週間後、天井が落下。
  • 2月にも水漏れがあり、修理完了の連絡を受けて契約。
  • 水漏れと天井落下を管理会社に連絡するも、対応が遅い。

【悩み】

天井落下で住み続けることに不安を感じ、初期費用と引越し費用の返金を求めているが、管理会社は拒否。どのように交渉すれば良いか悩んでいます。

管理会社の対応の遅れは問題です。証拠を確保し、弁護士への相談も視野に、初期費用と引越し費用の一部返金を求めましょう。

回答と解説

テーマの基礎知識:賃貸借契約と建物の瑕疵(かし)

賃貸借契約(ちんたいしゃくけいやく)は、家を借りる人と貸す人の間で結ばれる契約です。貸主は、借り主が安心して住めるように、建物を適切な状態に保つ義務があります。これを「修繕義務(しゅうぜんぎむ)」といいます。

今回のケースのように、建物に問題がある場合、法律用語で「瑕疵(かし)」と呼びます。瑕疵とは、建物に欠陥がある状態のことです。水漏れや天井の落下は、まさに瑕疵にあたります。貸主は、この瑕疵を修繕する責任があります。

今回のケースへの直接的な回答:返金請求と交渉のポイント

今回のケースでは、入居後すぐに水漏れや天井の落下が発生しており、貸主である管理会社の対応も遅れています。これは、借り主であるあなたが安心して住むことができない状況です。そのため、あなたは初期費用や引越し費用の一部または全部を返金してもらう権利があると考えられます。

交渉のポイントは以下の通りです。

  • 証拠の確保:水漏れや天井落下の写真、管理会社とのやり取りの記録(メールやLINEなど)を保管しましょう。
  • 内容証明郵便の送付:管理会社に対して、問題点と返金を求める旨を記載した内容証明郵便を送ることで、相手に真剣さを伝えることができます。
  • 弁護士への相談:交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談し、法的手段(訴訟など)を検討しましょう。

関係する法律や制度:借地借家法と契約不適合責任

今回のケースで関係する主な法律は、借地借家法(しゃくちしゃっかほう)です。この法律は、借主と貸主の権利と義務を定めています。

また、2020年4月1日に施行された改正民法により、「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」は「契約不適合責任(けいやくふてきごうせきにん)」に変わりました。これは、引き渡された建物が契約内容に適合しない場合、貸主が責任を負うというものです。今回のケースでは、水漏れや天井の落下という瑕疵があるため、貸主は修繕だけでなく、損害賠償責任も負う可能性があります。

誤解されがちなポイントの整理:契約前の水漏れと告知義務

今回のケースでは、契約前に水漏れの事実が告知されていたものの、修理完了との連絡を受けて契約に至っています。この点が、誤解を生みやすいポイントです。

貸主には、建物の状態を正直に告知する義務があります。修理完了の連絡があったとしても、実際には問題が解決していなかった場合、貸主は責任を免れません。また、契約前に水漏れがあった事実を隠していた場合、それは告知義務違反にあたります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介:交渉の進め方

まずは、管理会社に書面(できれば内容証明郵便)で、以下の内容を伝えましょう。

  • 水漏れと天井落下の事実
  • 対応の遅れに対する不満
  • 初期費用と引越し費用の返金を求めること
  • 返金に応じない場合は、法的手段を検討すること

具体的には、以下のような文面を参考にしてください。

拝啓

私は、〇〇マンションの〇〇号室の賃借人である〇〇と申します。

さて、貴社管理の〇〇マンション〇〇号室につきまして、入居後間もなく水漏れが発生し、その後天井が落下するという事態が発生いたしました。貴社には、この件について早急な対応を求めておりましたが、対応が遅く、現在も安心して生活できる状況ではありません。

つきましては、今回の事態を踏まえ、初期費用および引越し費用の一部または全部の返金を求めます。万が一、ご対応いただけない場合は、法的手段を検討せざるを得ないことをご承知おきください。

敬具

この書面を送付し、管理会社からの回答を待ちましょう。回答の内容によっては、弁護士に相談し、今後の対応を検討する必要があります。

専門家に相談すべき場合とその理由:弁護士の役割

以下のような場合は、弁護士に相談することをおすすめします。

  • 管理会社との交渉がうまくいかない場合
  • 損害賠償請求を検討する場合
  • 法的手段(訴訟など)を検討する場合

弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守るために適切なアドバイスをしてくれます。また、交渉や訴訟の手続きを代行することも可能です。弁護士費用はかかりますが、専門的な知識と経験に基づいたサポートを受けることで、より有利な結果を得られる可能性があります。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回のケースでは、以下の点が重要です。

  • 水漏れや天井の落下は、建物の瑕疵にあたる。
  • 貸主は、修繕義務と契約不適合責任を負う。
  • 証拠を確保し、管理会社との交渉を記録する。
  • 交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談する。

今回の経験を活かし、今後の賃貸生活で同様の問題に直面した場合にも、適切に対処できるようになりましょう。

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