- Q&A
賃貸物件と共同アンテナ使用料:不動産会社には説明義務があった?

共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
契約時にアンテナ使用料の説明がなかったため、追加費用が発生することに納得がいきません。不動産会社には説明義務はあったのでしょうか?また、共同アンテナ使用料の借主負担は常識なのでしょうか?
まず、共同アンテナとは、複数の世帯で共同利用するテレビ受信アンテナのことです。集合住宅や、今回のケースのように、地域で共同利用している場合もあります。このアンテナの維持管理には費用がかかり、その費用を負担する仕組みとして使用料が徴収されます。 使用料の徴収方法は自治体によって異なり、一律料金の場合や、世帯数やアンテナの種類によって料金が変わる場合もあります。
今回のケースでは、不動産会社は契約時に「テレビアンテナがあり、見れます」と説明したものの、共同アンテナ使用料の存在について説明をしていませんでした。これは、重要事項の説明不足と言える可能性があります。民法では、賃貸借契約において、重要な事項については、貸主(不動産会社)が借主(質問者様)に説明する義務があります(重要事項説明義務)。共同アンテナ使用料は、家賃とは別に発生する費用であり、生活に直結する重要な事項に該当する可能性が高いと言えるでしょう。
今回のケースに関連する法律は、主に民法です。民法第606条では、賃貸借契約における重要事項説明義務が規定されています。この条文に基づき、不動産会社は、契約締結前に借主に対して、物件の状況や契約内容に関する重要な事項を説明する必要があります。 重要な事項とは、契約の締結に影響を与える可能性のある事項であり、共同アンテナ使用料もその一つに含まれる可能性があります。
「テレビアンテナがある」という説明だけで、共同アンテナ使用料の負担まで含んでいると解釈するのは、一般的には難しいでしょう。 「テレビが見れる」という説明は、アンテナ設備があることを示すだけであり、その使用料の負担まで含むとは限りません。 不動産会社は、使用料の有無や金額を明確に説明する必要があります。
まず、不動産会社に連絡し、共同アンテナ使用料の説明がなかったことについて、改めて説明を求めるべきです。 説明が不十分であったと判断される場合は、使用料の減額や免除を交渉してみましょう。交渉がうまくいかない場合は、弁護士や消費者センターに相談することを検討しましょう。 具体的な交渉例としては、「契約時に使用料の説明がなかったため、契約内容と異なる」と主張し、減額や免除を要求するなどが考えられます。
不動産会社との交渉が難航したり、法的措置を検討する必要がある場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。専門家は、法律に基づいた適切なアドバイスを行い、必要に応じて法的措置を支援してくれます。特に、契約書に共同アンテナ使用料に関する記載がない場合や、不動産会社が説明責任を認めようとしない場合は、専門家の助言が必要となるでしょう。
賃貸契約において、共同アンテナ使用料は重要な事項であり、不動産会社にはその説明義務があります。説明がなかった場合は、減額や免除を交渉する権利があります。交渉が困難な場合は、弁護士や消費者センターに相談しましょう。 契約書をよく確認し、不明な点は必ず不動産会社に確認することを心がけましょう。 今回のケースは、重要事項説明義務の重要性を改めて認識させる良い機会と言えるでしょう。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック