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賃貸物件の修繕トラブル!大工の見積もりと不動産屋の対応、退去は避けられる?

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母は、不動産会社の対応に納得できず、退去しなければならないのか不安に思っています。 ガス管以外の修繕は、誰が費用を負担すべきなのか、また、不動産会社の対応は適切なのか知りたいです。
賃貸住宅において、修繕責任は「借主(賃借人)」と「貸主(賃貸人)」で分かれています。 簡単に言うと、小さな修理は借主、大きな修理は貸主が負担するのが一般的です。 ただし、これはあくまで一般的なルールであり、賃貸借契約書(賃貸契約)の内容によって異なる場合があります。 契約書には、修繕に関する具体的な条項が記載されているはずです。 例えば、「軽微な修繕は借主負担」「老朽化による損傷は貸主負担」といった内容です。
「軽微な修繕」とは、日常生活で発生する小さな故障や破損のことです(例:ドアノブの緩み、蛇口の水漏れなど)。一方、「老朽化による損傷」とは、建物の経年劣化(年月が経つことによる自然な劣化)によって発生する大きな故障や破損のことです(例:ガス管の老朽化、雨漏りなど)。
今回のケースでは、ガス管の老朽化は「老朽化による損傷」に該当する可能性が高いです。 そのため、原則として、修繕費用は貸主である不動産会社が負担すべきです。 大工さんが勝手に作成した見積書が高額だとしても、それが妥当な金額であれば、不動産会社はそれを支払う義務があります。 不動産会社が一方的に修繕を拒否し、「出て行ってくれ」と言ってきたのは、不当な行為と言えるでしょう。
この問題は、借地借家法(民法の規定と合わせて)が関係してきます。 借地借家法は、借地借家契約に関するルールを定めた法律です。 この法律では、貸主は、建物の修繕義務を負っていることが明記されています。 具体的には、建物の「通常の使用に堪えない状態」になった場合、貸主は修繕を行う義務があります。 ガス管の老朽化は、通常の使用に堪えない状態に該当する可能性があります。
不動産会社は、見積もりが高額だと主張していますが、その見積もりが本当に高額かどうかを、母自身で確認する必要があります。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。 もし、見積もりが妥当な金額であれば、不動産会社はそれを支払う責任があります。
1. **契約書を確認する**: 賃貸契約書に修繕に関する条項がどのように記載されているか確認しましょう。
2. **複数の業者に見積もりを依頼する**: 不動産会社の見積もりの妥当性を確認するために、複数の業者に見積もりを依頼し比較しましょう。
3. **書面で交渉する**: 不動産会社との交渉は、できるだけ書面で行いましょう。 メールや手紙で、修繕を依頼し、その根拠となる法律や契約書の内容を明記しましょう。
4. **必要であれば、弁護士や専門機関に相談する**: 不動産会社との交渉がうまくいかない場合は、弁護士や不動産相談センターなどに相談しましょう。
不動産会社との交渉が難航し、解決の見込みがない場合、弁護士や司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。 専門家は法律に基づいた適切なアドバイスを行い、必要であれば法的措置(裁判など)も検討します。
母は、不動産会社の不当な対応に屈する必要はありません。 借地借家法に基づき、修繕を請求する権利があります。 契約書を確認し、複数の業者に見積もりを依頼するなど、適切な手続きを踏むことで、権利を主張しましょう。 必要であれば、専門家の力を借りることも検討してください。
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