- Q&A
賃貸物件退去時!エアコン故障?敷金返還と現状回復の徹底解説

共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
退去立会い時にエアコンのルーバーが開かないことが問題になるか?現状回復費用として差し引かれる可能性はあるのか?敷金6万円を全額返還してもらうにはどうすれば良いのか?
賃貸借契約において、敷金(しききん)とは、家主に支払う保証金のことです。借主が家賃滞納や物件の損傷などによって家主へ損害を与えた場合に備えて、預けられるお金です。一方、敷引(しきびき)とは、契約時に予め決められた、退去時の修繕費用として差し引かれる金額のことです。
現状回復とは、借主が退去する際に、物件を元の状態に戻す(または、入居時と同等の状態にする)ことです。ただし、これは「通常の使用による損耗」を除きます。例えば、壁の経年劣化による色あせや、畳のへこみなどは、現状回復義務の対象外となることが多いです。
エアコンのルーバーが開かない状態は、現状回復の対象となる可能性があります。 9年間の使用による経年劣化と主張できますが、布テープで応急処置している状態は、管理会社や家主から「通常の使用による損耗」とは認められない可能性が高いです。
民法617条では、借主の現状回復義務について規定されています。 ただし、この条文は「通常の使用」による損耗は除外すると解釈されています。 今回のケースでは、エアコンのルーバーが開かない状態が「通常の使用」によるものかどうかが争点となります。
「通常使用」の範囲は、個々のケースによって判断が異なります。 9年間の使用でルーバーが故障したとしても、それが「通常の使用」の範囲内かどうかは、専門家(不動産会社や弁護士)の判断が必要となる場合があります。 また、管理会社に報告しなかったこと自体が不利に働く可能性もあります。
1. **速やかに管理会社に連絡:** エアコンの状況を伝え、修理見積もりを依頼しましょう。 修理費用が比較的安価であれば、修理して退去するのが賢明です。
2. **修理見積もりの提出:** 修理見積もりを管理会社に提出することで、費用を明確にし、交渉材料とします。
3. **写真や動画の撮影:** エアコンの状態を写真や動画で記録しておきましょう。 証拠として非常に有効です。
4. **交渉の余地を残す:** 管理会社との交渉において、柔軟な姿勢を示すことが重要です。 全額返還は難しいかもしれませんが、少しでも敷金の返還額を増やす努力をしましょう。
管理会社との交渉が難航した場合、または敷金返還額に納得できない場合は、弁護士や不動産専門家への相談を検討しましょう。 専門家は法律的な知識に基づいて、適切なアドバイスやサポートをしてくれます。
エアコンのルーバー故障は、現状回復義務の対象となる可能性があります。 管理会社への早期連絡と、修理見積もりの提出が重要です。 写真や動画による証拠の確保も忘れずに行いましょう。 交渉が難航する場合は、専門家への相談も検討してください。 「通常の使用」の範囲は曖昧なため、専門家の意見を聞くことで、より有利な交渉を進められる可能性があります。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック