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赤信号停車中の追突事故!無保険車による被害…どうすれば修理代を回収できる?
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修理代をどうすれば回収できるのか分かりません。泣き寝入りするしかないのでしょうか?相手から直接お金を取り立てる必要があるのでしょうか?どうすれば良いか教えてください。
交通事故、特に追突事故は、後続車の運転手に過失があると判断されるケースがほとんどです。今回のケースでは、赤信号で停車中のあなたの車が追突されたため、相手方の運転手に全責任があると言えるでしょう。しかし、問題は相手が無保険である点です。
無保険運転は道路交通法違反であり、罰則が科せられます(罰金や免許停止など)。 任意保険(任意保険:加入が任意の自動車保険)に入っていないということは、事故を起こした場合、被害者への賠償責任を負うことになります。自賠責保険(自賠責保険:自動車損害賠償責任保険の略称。法律で加入が義務付けられている保険)は、最低限の補償しかありません。今回のケースのように、修理費用が自賠責保険の範囲を超える場合、被害者は泣き寝入りせざるを得ない状況に陥る可能性があります。
まず、警察に被害届を提出することが重要です。事故の状況を詳しく説明し、相手の運転手の情報(氏名、住所、連絡先など)を伝えましょう。警察は、相手方に対して適切な処置をとるでしょう。
次に、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、相手方への損害賠償請求手続きを代理で行い、適切な解決策を提案してくれます。弁護士費用はかかりますが、高額な修理費用を回収できる可能性を高めるために、有効な手段です。
今回のケースに関係する法律は、主に道路交通法と民法です。道路交通法は、交通事故の発生を防止し、交通の安全を確保するための法律です。無保険運転は道路交通法違反に該当します。民法は、損害賠償請求の根拠となる法律です。相手方の過失によって損害を受けた場合、民法に基づき、損害賠償を請求できます。
自賠責保険は、最低限の補償しか行いません。修理費用が自賠責保険の限度額を超える場合、残りの費用は相手方から直接請求する必要があります。しかし、相手が無保険で支払い能力がない場合は、回収が困難になる可能性があります。
事故現場の写真や動画を撮影し、事故状況を記録しておきましょう。目撃者がいれば、連絡先を聞いておくと、証拠として役立ちます。また、修理工場の見積書なども、損害賠償請求の際に必要になります。
相手が無保険で、かつ支払い能力がないと判断される場合、弁護士に相談することが重要です。弁護士は、相手方の財産状況を調査し、適切な回収方法を検討します。場合によっては、裁判を起こす必要もあるかもしれません。
無保険車による事故の被害に遭った場合、迅速に行動することが重要です。警察への被害届提出、弁護士への相談、証拠の確保などを怠らず、適切な対応を取りましょう。一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが、解決への近道となります。
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