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退去時のフローリング焦げ跡、高額請求は不当?対抗策を徹底解説!

【背景】

  • 賃貸物件を退去したところ、大家からフローリングの焦げ跡の補修費用として3万3,000円、クリーニング代として2万5,000円を請求されました。
  • 預けていた敷金6万円のほとんどが返ってこない見込みです。
  • 焦げ跡はアイロンによるもので、大人の手が広がる程度のサイズが2箇所あります。
  • 建築関係の友人に補修費用を相談したところ、1~2万円程度で可能とのことでした。
  • 大家に費用の交渉を試みましたが、受け入れてもらえませんでした。
  • 友人に修理を依頼しようとしましたが、契約上の制約と大家の不安から断られました。

【悩み】

  • 補修費用3万3,000円は高額ではないか?
  • 修理業者を大家が指定する契約は有効か?
  • 大家の対応は失礼ではないか?
  • 費用を安くする方法や、大家との交渉術を知りたい。
フローリングの補修費用の相場、契約内容の確認、交渉術を駆使し、不当な請求から身を守りましょう!

フローリング焦げ跡トラブル:基礎知識と解決策

賃貸物件の退去時に発生しやすいフローリングの焦げ跡トラブル。今回は、この問題に焦点を当て、具体的な解決策を分かりやすく解説していきます。

1. 焦げ跡補修費用の相場:適正価格を見極める

まず、焦げ跡の補修費用が「高い」と感じる場合、本当にそうなのかを客観的に判断することが重要です。補修費用の相場は、焦げ跡の大きさ、深さ、補修方法によって変動します。

  • 軽度の焦げ跡: 表面の焦げを取り除き、部分的に補修する程度であれば、1万円~2万円程度が相場となることが多いです。
  • 広範囲の焦げ跡: 焦げが深く、広範囲に及ぶ場合は、フローリング材の交換が必要になることもあり、費用は高くなる可能性があります。

今回のケースでは、焦げ跡が2箇所で大人の手が広がる程度とのことですので、3万3,000円という金額は、やや高めの印象を受けます。しかし、正確な判断をするためには、実際にどのような補修方法がとられるのか、見積もり内容を詳しく確認する必要があります。

2. 賃貸借契約書の確認:契約内容を理解する

賃貸借契約書には、退去時の費用負担に関する取り決めが記載されています。特に重要なのは、以下の2点です。

  • 原状回復義務: 借り主は、借りた部屋を元の状態に戻す義務があります。これは、故意または過失によって生じた損傷を修繕する責任があることを意味します。(民法621条
  • 費用負担の範囲: 契約書には、どのような場合に借り主が費用を負担するのか、具体的に記載されています。例えば、通常の使用による損耗(経年劣化)は、大家が負担するのが一般的です。

今回のケースでは、焦げ跡は借り主の過失によるものなので、原則として修繕費用を負担する必要があります。しかし、契約書に「修理業者は大家が指定する」という条項があったとしても、それが不当に高額な業者を指定するものであれば、交渉の余地はあります。

3. 関係する法律と制度:知っておくべきこと

賃貸借契約に関する主な法律は、借地借家法です。この法律は、借り主の権利を保護し、不当な請求から守るための規定を定めています。

  • 原状回復のガイドライン: 国土交通省は、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を公表しており、退去時の費用負担に関する考え方を示しています。このガイドラインは法的拘束力はありませんが、裁判や交渉の際に重要な判断材料となります。
  • 敷金: 敷金は、家賃の滞納や、退去時の修繕費用に充当するために預けておくお金です。退去時には、未払い家賃や修繕費用を差し引いた残額が返還されます。(民法622条の3

4. 誤解されがちなポイント:注意すべき点

退去時の費用負担について、よくある誤解を整理しておきましょう。

  • 「経年劣化は負担しなくて良い」という誤解: 通常の使用による損耗は、大家が負担するのが原則です。しかし、故意または過失による損傷は、借り主が負担する必要があります。
  • 「契約書にサインしたから、全て従わなければならない」という誤解: 契約内容が、法律や公序良俗に反する場合は、無効となることがあります。例えば、不当に高額な修繕費用を請求する契約は、無効となる可能性があります。

5. 実務的なアドバイス:交渉術と具体的な行動

高額な請求に対して、どのように対応すれば良いのでしょうか?

  • 見積もりの詳細確認: 大家から提示された見積もりの内訳を詳しく確認し、費用項目が妥当かどうかをチェックしましょう。不明な点があれば、質問して説明を求めましょう。
  • 相見積もり: 複数の業者から見積もりを取り、費用の相場を把握しましょう。もし、大家が提示した見積もりが高すぎる場合は、相見積もりを提示して交渉材料にすることができます。
  • 写真や証拠の確保: 焦げ跡の状況を写真に記録しておきましょう。また、大家とのやり取りは、メールや書面で記録しておくと、後々のトラブルに役立ちます。
  • 内容証明郵便の活用: 交渉が決裂した場合、内容証明郵便を送付することで、相手にプレッシャーを与えることができます。内容証明郵便は、どのような内容の文書を、いつ、誰が誰に送ったかを証明するものです。

6. 専門家に相談すべき場合:弁護士や専門家のサポート

以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • 高額な請求で、交渉がうまくいかない場合: 弁護士に相談することで、法的なアドバイスを受け、交渉を有利に進めることができます。
  • 契約内容に不明な点がある場合: 不動産に詳しい専門家(宅地建物取引士など)に相談することで、契約内容の解釈や、法的リスクについてアドバイスを受けることができます。
  • 裁判になった場合: 裁判になった場合は、弁護士に依頼して、訴訟手続きを進める必要があります。

7. まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回のケースでは、以下の点が重要です。

  • 費用の妥当性: 3万3,000円という金額は、焦げ跡の状況によっては高額である可能性があります。見積もりの詳細を確認し、相場と比較して判断しましょう。
  • 契約内容の確認: 修理業者を大家が指定する契約は有効ですが、不当に高額な業者を指定することは、問題となる可能性があります。
  • 交渉と証拠: 大家との交渉は、証拠を確保しながら、冷静に進めましょう。必要に応じて、専門家への相談も検討しましょう。

退去時のトラブルは、事前に知識を身につけ、適切な対応をすることで、解決できる可能性が高まります。諦めずに、粘り強く交渉しましょう。

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