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退去費用14万円!内訳は妥当?ぼったくり?15年住んだ3LDKの賃貸退去費用について

質問の概要

【背景】

  • 15年間住んだ3LDKの賃貸物件からの退去を控えています。
  • 管理会社から退去費用として14万円を請求されました。
  • 内訳は、ルームクリーニング、エアコン内部洗浄、畳の表替え、残置物撤去です。
  • 半年前に自費で水回りを綺麗にし、エアコンも洗浄済みです。
  • 部屋の床や壁に目立った傷はなく、タバコも吸っていません。
  • 契約書にはルームクリーニング費用は借主負担と記載がありますが、金額の記載はありません。

【悩み】

  • 請求された14万円が、妥当な金額なのか判断に迷っています。
  • 特に、クリーニング費用やエアコン洗浄、畳の表替えについて、納得がいきません。
  • 契約書に金額が記載されていない場合、費用を支払う義務があるのか不安です。
  • 退去費用の相場や、不当な請求への対処法を知りたいです。
退去費用14万円は高額ですが、内訳を精査し、交渉の余地を探りましょう。金額や契約内容によっては減額も可能です。

回答と解説

1. 退去費用って何?基礎知識を整理しましょう

賃貸物件を借りて退去する際にかかる費用のことを「退去費用」と言います。これは、借りていた部屋を元の状態に戻すために必要な費用です。この「元の状態」というのがポイントで、単に綺麗にするだけでなく、借りた時の状態に近づけることが目的となります。

退去費用は、大きく分けて2つの種類があります。

  • 原状回復費用:借りた部屋を元の状態に戻すための費用。これは、故意や過失でつけた傷や汚れを直す費用も含まれます。
  • 通常損耗:普通に生活していれば発生する、自然な劣化や汚れのこと。例えば、日焼けによる壁紙の色あせや、家具の設置跡などです。通常損耗は、貸主(大家さん)が負担するのが一般的です。

今回のケースでは、14万円の退去費用が請求されていますが、この内訳が原状回復費用なのか、通常損耗なのかをしっかりと見極める必要があります。

2. 今回のケースへの直接的な回答

14万円という金額だけを見ると、少し高額に感じるかもしれません。しかし、内訳を見て、一つ一つ妥当性を判断していくことが重要です。

今回のケースで特に気になるのは、以下の点です。

  • ルームクリーニング(80,000円):契約書に「借主負担」と記載があるものの、金額の記載がない場合、全額を支払う義務があるかは微妙なところです。通常損耗の範囲を超える汚れかどうかを判断する必要があります。
  • エアコン内部洗浄(12,000円):半年前に自費で洗浄しているのであれば、請求されるのはおかしいです。
  • 畳表替(31,000円):15年間の使用で畳が劣化するのは自然なことです。通常損耗と判断される可能性が高いです。
  • 残置物撤去(5,000円):残置物があれば、撤去費用がかかるのは当然です。

これらの内訳を精査し、不当な請求があれば、管理会社と交渉することが可能です。

3. 関連する法律や制度について

退去費用に関わる主な法律は、借地借家法です。この法律は、借主と貸主の権利と義務を定めており、退去費用についても、どちらが負担すべきかを判断する際の基準となります。

また、国土交通省が定める「原状回復のガイドライン」も重要です。これは、原状回復の費用負担に関する考え方を示したもので、トラブルを未然に防ぐための指針となっています。ガイドラインでは、通常損耗は貸主負担、借主の故意・過失による損傷は借主負担とされています。

契約書の内容も重要です。契約書に退去費用に関する特約(特別な取り決め)がある場合は、それに従うことになります。ただし、借主に一方的に不利な特約は、無効となる可能性があります。

4. 誤解されがちなポイント

退去費用に関して、よくある誤解を整理しておきましょう。

  • 「退去費用は必ず払わなければならない」という誤解:全ての費用を払う必要はありません。通常損耗分は貸主負担です。
  • 「契約書に書いてあるから全て支払う」という誤解:契約内容が法律に違反している場合や、借主に一方的に不利な場合は、無効になることがあります。
  • 「綺麗に使っていれば退去費用はかからない」という誤解:通常損耗は避けられないため、全く費用がかからないとは限りません。

これらの誤解を解き、正しい知識を持つことが重要です。

5. 実務的なアドバイスと具体例

退去費用を巡るトラブルを避けるために、以下の点に注意しましょう。

  • 契約書をよく確認する:退去費用に関する条項をしっかりと確認し、疑問点があれば管理会社に質問しましょう。
  • 退去時の立ち会い:退去時には、管理会社の人と一緒に部屋の状態を確認しましょう。写真や動画を撮っておくと、後々のトラブルに役立ちます。
  • 見積もりを詳細に確認する:退去費用の見積もりをもらい、内訳を詳しく確認しましょう。不明な点があれば、管理会社に説明を求めましょう。
  • 交渉する:不当な請求があれば、管理会社と交渉しましょう。内容証明郵便などで、証拠を残しながら交渉を進めるのも有効です。
  • 専門家への相談:交渉がうまくいかない場合は、弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談しましょう。

具体例:今回のケースでは、エアコン内部洗浄と畳の表替えについて、管理会社と交渉する余地があります。半年前に自費でエアコン洗浄したことを伝え、畳の劣化が通常損耗であることを主張しましょう。ルームクリーニング費用についても、金額が記載されていないこと、部屋を綺麗に使用していたことを主張し、減額を求めることができます。

6. 専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。

  • 高額な退去費用を請求された場合
  • 管理会社との交渉がうまくいかない場合
  • 契約内容に不明な点がある場合
  • 法的知識が必要な場合

相談できる専門家としては、弁護士、司法書士、不動産鑑定士などがいます。専門家は、法的観点から問題点を分析し、適切なアドバイスや交渉のサポートをしてくれます。

7. まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

今回のケースでは、以下の点が重要です。

  • 14万円の退去費用は、内訳を精査し、妥当性を判断することが重要です。
  • 契約書の内容を確認し、不当な請求があれば管理会社と交渉しましょう。
  • 通常損耗と認められる部分は、貸主負担となる可能性があります。
  • 専門家への相談も検討し、適切な対応を取りましょう。

退去費用に関するトラブルは、事前に知識を持っていれば、ある程度防ぐことができます。今回の解説を参考に、納得のいく退去を目指しましょう。

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