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都内一等地7.5万円の格安物件は事故物件?賃貸サイトの表示だけで判断できる?

【背景】
・都内の一等地に、通常より大幅に家賃が安い物件を見つけた。
・家賃は10.5万円の部屋が7.5万円と格安である。
・賃貸情報サイトには事故物件である旨の記載はない。

【悩み】
・この物件が事故物件(心理的瑕疵物件)である可能性はあるのか知りたい。
・賃貸情報サイトの表示だけで判断して良いのか迷っている。

事故物件の可能性は否定できません。詳細確認を。賃貸サイトの情報だけでは判断は難しいです。

事故物件の可能性について:基礎知識

賃貸物件を探す際に、家賃が相場より大幅に安い物件を見つけると、何か裏があるのではないかと不安になるかもしれません。特に、過去に事件や事故があった物件、いわゆる「事故物件」は、入居者の心理的な負担(心理的瑕疵)から、家賃が低く設定される傾向があります。

事故物件とは、具体的には、その物件内で人が亡くなった事実がある物件を指すことが多いです。
ただし、亡くなり方には様々なケースがあり、自殺、他殺、孤独死などが該当します。
病死や老衰による自然死は、一般的には事故物件とはみなされません。
ただし、孤独死の場合は、発見が遅れ、特殊清掃が必要になるケースなどでは、心理的な影響を考慮して、告知義務が発生する場合があります。

事故物件かどうかを判断する際には、様々な要素を考慮する必要があります。
単に家賃が安いというだけで、すぐに事故物件だと決めつけることはできません。
しかし、相場よりも明らかに安い場合は、何らかの理由がある可能性を疑うべきです。

今回のケースへの直接的な回答

今回のケースでは、家賃が大幅に安いという点が、事故物件である可能性を疑う根拠となります。
通常10.5万円の部屋が7.5万円というのは、約3万円もの差があり、これは非常に大きな金額です。
もちろん、家賃が安い理由は、築年数が古い、駅から遠い、間取りが特殊など、他の要因も考えられます。
しかし、事故物件である可能性も否定できません。

賃貸情報サイトに事故物件である旨の記載がないからといって、安心できるわけではありません。
不動産会社が、過去の事実を把握していない、または告知義務を怠っている可能性もゼロではないからです。

関係する法律や制度

事故物件に関する問題は、主に宅地建物取引業法と消費者契約法に関わってきます。

宅地建物取引業法:不動産会社は、物件の取引において、重要事項(物件の基本的な情報、契約条件など)を説明する義務があります。この重要事項の中に、心理的瑕疵に関する事項も含まれる可能性があります。
過去に自殺や殺人事件などがあった場合は、告知義務が発生する場合があります。

消費者契約法:消費者の利益を保護するための法律です。不動産会社が、事実と異なる情報を伝えたり、重要な情報を故意に隠したりした場合、消費者は契約を取り消すことができる場合があります。

告知義務の範囲や期間については、明確な法律上の規定はありません。
しかし、一般的には、事件や事故が発生してから、おおむね3年間程度は告知義務があると考えられています。
ただし、事件の内容や、その後の物件の状況によっては、期間が延長されることもあります。

誤解されがちなポイントの整理

事故物件に関する誤解として、以下の点が挙げられます。

家賃が安い=必ず事故物件:家賃が安い理由は、事故物件以外にもたくさんあります。
築年数、立地、間取りなど、様々な要因が家賃に影響します。

賃貸情報サイトに記載がない=安全:賃貸情報サイトの情報は、必ずしも正確とは限りません。
不動産会社が、過去の事実を把握していない、または告知を怠っている可能性もあります。

自然死は事故物件ではない:病気や老衰による自然死は、一般的には事故物件とはみなされません。
ただし、孤独死などで特殊清掃が必要になった場合は、告知義務が発生する可能性があります。

告知義務は永遠に続く:告知義務には、ある程度の期間制限があります。
事件や事故の内容、その後の物件の状況によって異なりますが、一般的には3年程度が目安とされています。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

事故物件かどうかを判断するためには、以下の点を確認することをおすすめします。

不動産会社への質問:物件の過去について、直接不動産会社に質問してみましょう。
「この物件で過去に何かあったことはありますか?」と、率直に尋ねるのが良いでしょう。
不動産会社は、知っている事実については、告知する義務があります。

近隣住民への聞き込み:可能であれば、近隣住民に話を聞いてみるのも有効です。
「この物件について何かご存知ですか?」と尋ねることで、思わぬ情報を得られることがあります。

インターネット検索:物件の住所や、近隣の地名などをキーワードにして、インターネット検索をしてみましょう。
過去に事件や事故があった場合、ニュース記事や、関連情報が見つかることがあります。

専門家への相談:どうしても不安な場合は、不動産鑑定士や弁護士などの専門家に相談するのも良いでしょう。
専門家は、過去の事例や法律に基づき、客観的なアドバイスをしてくれます。

具体例として、ある賃貸物件で、以前に自殺があったことが判明したケースがあります。
その物件は、家賃が相場よりも大幅に安く設定されていましたが、不動産会社は、その事実を告知していませんでした。
入居後に、その事実を知った入居者は、精神的な苦痛を受け、不動産会社を相手に損害賠償を求めたという事例があります。

専門家に相談すべき場合とその理由

以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。

家賃が相場よりも著しく安い:家賃が異常に安い場合、事故物件である可能性を疑うべきです。

不動産会社の説明に納得できない:不動産会社の説明が曖昧だったり、不自然だったりする場合は、専門家に相談して、客観的な意見を聞くべきです。

精神的な不安が強い:事故物件である可能性を考えると、強い不安を感じる場合は、専門家に相談して、精神的なサポートを受けることも大切です。

専門家には、不動産鑑定士、弁護士、または、不動産に関する相談を得意とするファイナンシャルプランナーなどがいます。
専門家は、法律や専門知識に基づき、適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回のケースでは、都内一等地の格安物件が事故物件である可能性について解説しました。
重要なポイントは以下の通りです。

  • 家賃が安いからといって、必ずしも事故物件とは限りません。
  • 賃貸情報サイトの情報だけを鵜呑みにせず、詳細な確認が必要です。
  • 不動産会社への質問、近隣住民への聞き込み、インターネット検索などを通じて、情報を収集しましょう。
  • どうしても不安な場合は、専門家への相談を検討しましょう。

事故物件の問題は、入居者の心理的な負担に大きく関わるため、慎重な判断が必要です。
今回の情報が、物件選びの参考になれば幸いです。

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