- Q&A
金属リサイクル業の開業に必要な許可と準備を徹底解説!

共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
金属リサイクル業は、社会の資源を有効活用し、環境保全にも貢献できる重要なビジネスです。しかし、開業にはいくつかのハードルがあり、事前の準備が不可欠です。まず、金属リサイクル業とは何か、その定義と前提を理解しておきましょう。
金属リサイクル業とは、使用済みの金属製品や金属くずを回収し、選別、加工して、再び資源として利用できるようにする事業です。具体的には、鉄、アルミ、銅などの金属を買い取り、種類ごとに分別し、プレス機などで圧縮したり、切断したりして、製鉄所や非鉄金属メーカーなどに販売します。
この事業を行うためには、法律で定められた許可や届出が必要になります。これらの手続きを怠ると、法律違反となり、罰金や営業停止などの処分を受ける可能性があります。また、事業を円滑に進めるためにも、適切な知識と準備が重要です。
金属リサイクル業を開業する上で、必ず取得しなければならない許可があります。それは「古物商許可」です。さらに、取り扱う金属の種類によっては、「廃棄物処理業許可」も必要になります。
古物商許可
古物商許可は、古物を売買する際に必要な許可です。「古物」(こぶつ)とは、一度使用された物品や、未使用であっても使用のために取引された物品のことです。金属くずもこれに含まれます。古物商許可を取得するには、営業所の所在地を管轄する警察署に申請し、審査を受ける必要があります。審査では、申請者の経歴や、営業所の設備などが確認されます。
廃棄物処理業許可
廃棄物処理業許可は、廃棄物を収集・運搬したり、処分したりする際に必要な許可です。リサイクル業者が扱う金属くずの中には、「廃棄物」に該当するものがあります。廃棄物とは、不用になった固体の物を指し、一般的には、法律で定められた方法で処理しなければなりません。具体的には、以下のような金属くずが廃棄物に該当する可能性があります。
廃棄物を扱う場合は、都道府県知事または政令市長の許可が必要になります。許可の種類には、収集運搬業、中間処理業などがあり、取り扱う廃棄物の種類や処理方法によって異なります。廃棄物処理業許可の取得には、専門的な知識と、適切な設備、人員が必要です。
それぞれの許可を取得するための具体的な流れと、注意すべきポイントを解説します。
古物商許可の取得
注意点: 申請書類に不備があると、審査に時間がかかったり、許可が下りなかったりすることがあります。事前に警察署に相談し、必要な書類や手続きについて確認しておくことが重要です。
廃棄物処理業許可の取得
注意点: 廃棄物処理業許可の取得は、古物商許可よりも難易度が高く、専門的な知識と経験が必要です。専門家のサポートを受けることを検討しましょう。また、許可取得後も、法律で定められた基準を遵守し、定期的な報告や検査を受ける必要があります。
金属リサイクル業に関する誤解として、許可の必要性や、業種の区別に関するものが多く見られます。ここでは、よくある誤解と、その真実を整理します。
誤解1:金属くずの買取は、古物商許可だけで行える。
真実: 買取のみであれば、古物商許可のみで可能です。しかし、金属くずが廃棄物に該当する場合は、廃棄物処理業許可も必要になります。例えば、家電製品や自動車部品など、解体された金属くずを扱う場合は、廃棄物処理業許可が必要になる可能性が高いです。
誤解2:廃棄物処理業許可があれば、古物商許可は不要。
真実: 廃棄物処理業許可は、廃棄物の処理に関する許可であり、古物の売買を行うためには、別途古物商許可が必要です。
誤解3:少量であれば、廃棄物処理業許可は不要。
真実: 廃棄物の排出量に関わらず、廃棄物を収集・運搬したり、処分したりする場合には、廃棄物処理業許可が必要となる場合があります。ただし、例外規定があり、ごく少量の廃棄物であれば、許可が不要なケースもあります。詳細は、管轄の自治体に確認する必要があります。
金属リサイクル業を円滑に運営するための実務的なアドバイスをいくつか紹介します。
金属リサイクル業の開業や運営においては、専門家のサポートが必要となる場合があります。以下に、相談すべきケースと、その理由をまとめます。
金属リサイクル業の開業には、古物商許可と、場合によっては廃棄物処理業許可が必要です。それぞれの許可取得には、申請手続きや審査があり、専門的な知識が必要となる場合があります。また、事業を円滑に進めるためには、法令遵守、安全管理、適切な設備投資などが重要です。
今回の質問者様は、既に土地、倉庫、トラック、重機などの設備を所有しているとのことですので、これらの資産を有効活用し、事業計画をしっかりと立てれば、成功の可能性は十分にあります。専門家のサポートを受けながら、着実に準備を進め、金属リサイクル業の開業を実現しましょう。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック