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金融事故があっても住宅ローンは組める?CIC情報と審査の行方

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金融事故があっても、住宅ローンを組める可能性はあります。個別の状況によりますが、情報が消えるまでの期間や、他の属性によっては、検討できる選択肢もあります。
住宅ローンを申し込む際、金融機関は必ず「信用情報」を確認します。信用情報とは、個人のクレジットカードやローンの利用状況、返済の履歴などを記録した情報のことです。この情報を基に、金融機関は「この人に融資しても、きちんと返済してくれるだろうか?」という判断(審査)を行います。
信用情報は、主に以下の3つの機関に登録されています。
今回の質問にある「CIC情報」とは、CICに登録されている信用情報を指します。
住宅ローンの審査では、この信用情報に問題がないことが、非常に重要なポイントとなります。もし、過去にローンの返済遅延や、自己破産などの金融事故を起こしていると、審査に通らない可能性が高くなります。
しかし、金融事故があったからといって、絶対に住宅ローンが組めないわけではありません。金融機関は、個々の状況を総合的に判断します。例えば、金融事故の内容、期間、現在の収入、他の借入状況などを考慮して、融資の可否を決定します。
質問者様のケースでは、CICに「AP」という情報が4件記載されています。「AP」とは、一般的に、”Account Past Due”(未払い)や”Account in Payment”(支払いの遅延)を意味する可能性があります。つまり、過去に何らかの支払いの遅延があったことを示唆しています。
この情報が4件もあると、住宅ローンの審査には不利に働く可能性が高いです。しかし、3年後に情報が消えるということは、その情報が記録されてから3年が経過すれば、信用情報から削除されるということです。
3年後には、信用情報上の問題はなくなりますので、住宅ローンの審査に通る可能性は高まります。ただし、3年経過するまでに、現在の状況が改善されている必要があります。具体的には、安定した収入があること、他の借入がないこと、クレジットカードの利用状況が良好であることなどが重要です。
3年を待たずに住宅ローンを検討したい場合、いくつかの選択肢があります。例えば、
などの方法が考えられます。これらの方法は、金融機関のリスクを軽減する効果があり、審査に通る可能性を高めることができます。
信用情報は、個人情報保護法に基づき、厳格に管理されています。信用情報機関は、個人の信用情報を収集し、金融機関に提供する役割を担っていますが、その利用目的や開示範囲は法律で定められています。
信用情報の開示は、原則として、本人または本人が委任した代理人に限られます。CICなどの信用情報機関に対して、自分の信用情報を開示請求することができます。開示請求の方法は、インターネット、郵送、窓口などがあります。
信用情報に誤りがある場合は、信用情報機関に訂正を申し立てることができます。金融機関が誤った情報を登録した場合、それが原因で審査に落ちてしまう可能性もありますので、定期的に自分の信用情報を確認することは重要です。
金融事故と一言で言っても、その内容は様々です。よく誤解されがちなのが、「自己破産」と「ローンの返済遅延」の違いです。
自己破産は、裁判所が認めた債務整理の手続きであり、借金の返済義務が免除されます。自己破産の情報は、信用情報機関に記録され、一定期間(通常は5年から10年)は、住宅ローンやクレジットカードの利用が難しくなります。
一方、ローンの返済遅延は、自己破産ほど深刻な事態ではありませんが、信用情報に記録され、住宅ローンの審査に影響を与える可能性があります。ただし、返済遅延の情報は、自己破産よりも短い期間で信用情報から削除されます。
今回のケースでは、自己破産ではなく、ローンの返済遅延が原因で「AP」という情報が記録されていると考えられます。自己破産の情報が記録されている場合と比べると、住宅ローンを組める可能性は高くなります。
金融事故がある場合でも、住宅ローンの審査に通るために、いくつか対策を講じることができます。
具体例として、過去にローンの返済遅延があったAさんのケースを考えてみましょう。Aさんは、過去の反省から、現在のクレジットカードの支払いを遅延なく行い、頭金を多く用意しました。また、安定した収入と勤続年数の長さも評価され、最終的に住宅ローンの審査に通ることができました。
一方、Bさんは、過去に自己破産を経験し、信用情報にその情報が記録されていました。Bさんは、自己破産の情報が消えるまで、住宅ローンの審査に通ることはできませんでした。しかし、自己破産の情報が消えた後、安定した収入と、頭金を多く用意することで、住宅ローンの審査に通ることができました。
これらの例からわかるように、金融事故の内容や、その後の努力によって、住宅ローンの審査結果は大きく変わります。
以下のような場合は、住宅ローン専門のファイナンシャルプランナーや、不動産会社などの専門家に相談することをおすすめします。
専門家は、住宅ローンに関する豊富な知識と経験を持っており、個々の状況に合わせたアドバイスをしてくれます。また、専門家は、金融機関との交渉を代行してくれる場合もあります。
専門家への相談は、住宅ローン審査をスムーズに進めるための有効な手段です。相談料はかかる場合がありますが、住宅ローンに関する不安を解消し、より良い条件でローンを組むことができる可能性が高まります。
今回の質問の重要ポイントをまとめます。
今回のケースでは、CICに「AP」という情報が記録されており、住宅ローンの審査に不利に働く可能性があります。しかし、3年後に情報が消えるため、その期間に信用情報を改善し、他の属性を向上させることで、住宅ローンを組める可能性を高めることができます。
焦らず、専門家のアドバイスを受けながら、最適な住宅ローンを探しましょう。
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