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鉄骨鉄筋コンクリート造マンションの壁の厚さの違いと騒音トラブル:欠陥住宅の可能性と対処法

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壁の厚さの違いは、建築上の欠陥(瑕疵)にあたるのでしょうか? マンション管理会社に苦情を申し立てるべきでしょうか?どのような対応をとるべきか迷っています。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)マンションは、鉄骨(鉄の骨組み)と鉄筋コンクリート(鉄筋をコンクリートで固めたもの)を組み合わせた構造です。高い強度と耐震性を持ち、高層マンションなどに多く用いられます。壁は、建物の強度を保つだけでなく、室内のプライバシー保護や遮音(音を遮断すること)にも重要な役割を果たします。一般的に、SRC造マンションの壁は、コンクリートで造られており、その厚さによって遮音性能が大きく変わってきます。
質問者様のケースでは、騒音が聞こえる壁と聞こえない壁の厚さが異なり、聞こえる方の壁がコンクリートではなく「紙のような素材」であると警備会社が指摘しています。これは、建築基準法(建築物の構造、設備、維持管理に関する法律)に抵触する可能性があります。建築基準法では、住宅の遮音性能に関する基準が定められており、この基準を満たしていない場合は、欠陥住宅とみなされる可能性が高いです。
関係する法律は、主に建築基準法です。この法律では、建物の構造、設備、維持管理に関する基準が定められており、住宅の遮音性能もその対象となっています。また、民法上の瑕疵担保責任(売買契約において、売買された物件に欠陥があった場合、売主は買主に対して責任を負うという制度)も関係します。マンションを購入した際に、この壁の構造が明示されていなかった場合、瑕疵担保責任に基づき、管理会社に修繕を求めることができる可能性があります。
警備会社が「紙のような素材」と表現しているのは、専門的な知識がないため、正確な表現ではない可能性があります。実際には、コンクリートの代わりに、軽量な石膏ボード(プラスターボード)や、断熱材のみで構成されている可能性があります。しかし、いずれにしても、遮音性能が低い素材であることは間違いなく、建築基準法に適合しているか疑問が残ります。
まずは、マンションの管理会社に状況を伝え、壁の構造について詳細な説明を求めるべきです。建築確認済証(建築確認検査済証)の写しを請求し、壁の構造が確認できる図面を確認しましょう。そして、騒音問題と壁の構造の関連性を指摘し、修繕または改善を求める必要があります。必要に応じて、弁護士や建築士などの専門家に相談し、法的措置も検討しましょう。
管理会社との交渉が難航する場合、または、管理会社が対応を拒否する場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することをお勧めします。弁護士は法的観点から、建築士は建築基準法の観点からアドバイスやサポートをしてくれます。専門家の助言を得ることで、より効果的な対応が可能になります。
今回の騒音トラブルは、壁の構造に問題がある可能性が高いです。まずは管理会社に状況を説明し、建築確認済証の写しなどを取得して、壁の構造を詳細に確認しましょう。必要に応じて専門家に相談し、適切な対応を検討することが重要です。早めの対応が、問題解決への近道となります。 建築基準法を遵守した適切な遮音対策がなされるよう、粘り強く交渉を進めてください。
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