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銀行で投資信託を買うメリットはある?手数料が高いけど…徹底解説!
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銀行で投資信託を買うと手数料が高いのは承知していますが、それでも銀行で購入するメリットはあるのでしょうか?手数料が高い分、何か特別なサービスがあるのでしょうか?それとも、手数料の高さ以外にデメリットしかないのでしょうか? どこに相談すれば良いのかも分からず、困っています。
投資信託とは、たくさんの投資家から集めたお金を、プロの運用会社が株式や債券などに投資する商品です(ファンド)。 投資家は、自分自身で銘柄を選んで投資するよりも、専門家に運用を任せることで、リスクを分散したり、効率的に資産を増やしたりすることができます。 銀行は、多くの場合、投資信託の販売代理店として機能しています。つまり、運用会社が作った投資信託を、顧客に販売しているのです。
銀行で投資信託を購入するメリットは、何と言ってもその利便性です。 普段から利用している銀行窓口で、気軽に相談しながら購入できるのは大きな魅力です。 担当者から、自身の資産状況やリスク許容度(どれくらいのリスクを取れるか)に合わせた投資信託の提案を受けることも可能です。 特に、投資初心者にとっては、専門家のアドバイスを受けながら始められるのは心強いでしょう。
一方、デメリットは、先に述べた通り、手数料の高さが挙げられます。 販売手数料(信託報酬とは別)は、証券会社と比較して高額なケースが多いです。 また、銀行によっては、投資信託の取り扱い商品数が少ない場合もあります。
投資信託には、大きく分けて「信託報酬」と「販売手数料」の2種類の手数料がかかります。
信託報酬は、運用会社が運用業務を行うために徴収する手数料で、投資信託の基準価額(投資信託1口あたりの価格)から毎日差し引かれます。 これは、どの販売ルートで購入しても発生します。
販売手数料は、投資信託を購入する際に支払う手数料です。 銀行で購入する場合は、この販売手数料が高額になることが多いです。 証券会社では、販売手数料が無料、もしくは低額な商品も多いです。
銀行と証券会社では、販売手数料に大きな差があります。 銀行は、窓口での販売や顧客への個別相談といったサービス提供コストを販売手数料に反映させているため、高額になりがちです。 一方、証券会社は、オンライン取引の普及や競争の激しさから、販売手数料を低く抑えている傾向があります。 ただし、証券会社でも、窓口での取引や特定の投資信託では手数料がかかる場合があります。
手数料の高さだけが判断基準ではありません。 銀行の窓口で相談しながら購入できる安心感や、資産運用に関する総合的なアドバイスを受けられる点は、大きなメリットと言えるでしょう。 特に、投資初心者で、誰かに相談しながら進めたいという方は、銀行窓口での購入も検討する価値があります。 ただし、手数料が高い分、投資額に対するリターンが減ってしまう可能性があることを理解しておきましょう。 複数の銀行や証券会社で比較検討し、自身の状況に最適な方法を選択することが重要です。
投資初心者で、何から始めたら良いか分からない、リスク許容度が分からず不安、といった場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)などの専門家に相談することをお勧めします。 FPは、個人の資産状況や目標を考慮した上で、最適な投資プランを提案してくれます。 また、投資信託以外の資産運用方法についてもアドバイスを受けられます。
銀行で投資信託を購入するメリットは、利便性と専門家からのアドバイスです。 しかし、販売手数料が高い点には注意が必要です。 手数料とサービスのバランスを考慮し、自分の投資スタイルやリスク許容度、そして投資経験に合った方法を選ぶことが大切です。 複数の販売ルートを比較検討し、自分に最適な方法を見つけるようにしましょう。 必要であれば、専門家の意見も参考にすると良いでしょう。
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