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隣地からのバラの越境!共有地道路上の剪除を迫る方法と法的根拠

共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック共有地の持分は、隣地の方が1/3、私を含めた他の方が2/3です。共有地の2/3の同意を得て、はみ出したバラの剪除(せんじょ:枝葉を切る事)を隣地の方に申し込んだのですが、「徐々に切ります」と言いながら1ヶ月経っても何もされていません。
【悩み】
隣地の方の対応に悪意を感じています。このままでは危険なので、どうすればはみ出したバラを切らせることができるのか知りたいです。また、法的にもどのような対応が可能なのか教えてください。
共有地とは、複数の人が共同で所有する土地のことです。今回のケースでは、質問者さんと隣地を含む複数の方が、位置指定道路という私道を共有しています。共有持分とは、共有地における各人の所有権の割合を示します。質問者さん側は2/3、隣地の方は1/3の持分を持っているということです。
共有地の管理は、共有持分に応じて決定されます。質問者さん側は共有持分の2/3を保有しているので、隣地の方の反対を押し切って、はみ出したバラの剪除を強制的に行うことができます。これは民法上の共有物に関する規定に基づきます(民法250条)。
この問題には、民法が関係します。特に、共有物に関する規定(民法249条~257条)が重要です。これらの規定では、共有物の管理方法や、共有者間の紛争解決方法などが定められています。具体的には、民法250条に基づき、共有持分の過半数(今回の場合、2/3)の同意があれば、共有物の管理に関する重要な事項を決定できます。バラの剪除は、共有地の安全確保という重要な事項に該当します。
隣地の方が「徐々に切ります」と言っているからといって、放置する必要はありません。共有地の安全が脅かされている状況では、共有持分の過半数の同意があれば、迅速な対応をとるべきです。隣地の方の言い分を待つ必要はありません。
まず、隣地の方に改めて文書で剪除を請求しましょう。その際、共有持分の2/3の同意を得ていること、共有地の安全確保が目的であることを明確に伝えましょう。それでも対応がない場合は、内容証明郵便で再度請求し、それでも改善が見られない場合は、弁護士に相談して、裁判所に調停を申し立てることを検討しましょう。調停は、裁判よりも費用と時間がかからない解決方法です。
隣地の方との交渉が難航したり、法的措置を検討する必要が生じた場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。専門家は、法律に基づいた適切なアドバイスと、必要に応じて法的措置のサポートをしてくれます。特に、裁判や調停などの手続きは複雑なため、専門家の助言が不可欠です。
共有地の安全確保のために、はみ出したバラの剪除は必要です。共有持分の2/3の同意があれば、隣地の方の同意がなくても剪除できます。しかし、まずは話し合いで解決を目指し、それでも解決しない場合は、内容証明郵便、調停、そして必要であれば裁判という段階を踏んで対応しましょう。早期に専門家に相談することで、スムーズな解決に繋がる可能性が高まります。 法的根拠を明確に理解し、適切な手順を踏むことで、安心して共有地を利用できる環境を確保しましょう。
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