- Q&A
離婚後の住宅ローン:連帯保証人の責任と銀行の対応

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック 【悩み】
・銀行は妻に支払いを請求するのか?
・妻が支払いを拒否した場合、どのような流れで抵当権(住宅ローンの担保)が実行されるのか?
・銀行はどのくらいの期間、支払いの滞納を放置するのか?
住宅ローンについて考える前に、まずは基本的な知識を整理しましょう。住宅ローンは、家を購入するための大きなお金を借りる契約です。この契約には、お金を借りる人(債務者)と、お金を貸す人(債権者=銀行など)がいます。そして、この債務者の返済を助けるために登場するのが、連帯保証人です。
連帯保証人は、債務者が何らかの理由で返済できなくなった場合に、代わりに返済する義務を負います。通常の保証人と異なり、連帯保証人は、債権者からの請求を拒否することが難しいという特徴があります。
今回のケースでは、夫が主債務者、妻が連帯保証人です。離婚後、夫がローンの支払いを滞納した場合、銀行は妻に対して返済を請求することができます。これは、連帯保証人が負う義務によるものです。
銀行は、夫と妻のどちらにも、または両方に同時に返済を求めることができます。銀行がどちらに請求するかは、銀行の判断によりますが、一般的には、返済能力のある方に請求することが多いです。
住宅ローンと連帯保証に関係する主な法律は、民法です。民法では、連帯保証人の責任や、債権者(銀行)の権利などが定められています。
具体的には、民法446条で「保証人は、主たる債務者がその債務を履行しないときに、その履行をする義務を負う」と規定されています。つまり、夫が支払いをしない場合、妻は連帯保証人として支払う義務を負うことになります。
また、民法454条では、連帯保証人は、主たる債務者と同一の債務について責任を負うと規定されています。これは、連帯保証人が、債務者と同等の責任を負うことを意味します。
連帯保証に関しては、いくつかの誤解があります。まず、「離婚したら連帯保証の義務はなくなる」という誤解です。離婚しても、連帯保証の義務は消滅しません。これは、離婚が、住宅ローン契約に影響を与えないためです。
また、「夫が支払えるのに、妻に請求するのはおかしい」という考え方も誤解です。銀行は、どちらに請求しても問題ありません。連帯保証人は、債務者の代わりに支払う義務を負っているため、夫の支払能力に関わらず、請求される可能性があります。
さらに、「連帯保証人は、債務者の支払いを待ってから支払えば良い」という考え方も誤解です。連帯保証人は、債権者からの請求があれば、すぐに支払う必要があります。 債務者の支払いを待つ必要はありません。
連帯保証人として住宅ローンに関わった場合、様々な問題に直面する可能性があります。例えば、離婚後に夫が支払いを滞納し、銀行から請求が来た場合、連帯保証人は、経済的な負担を強いられます。また、信用情報に傷がつき、新たなローンを組むことが難しくなる可能性もあります。
このような事態に備えるためには、いくつかの対応策があります。まず、離婚前に、住宅ローンの問題を解決しておくことが重要です。例えば、夫がローンの名義を変更し、妻を連帯保証から外す、または、家を売却してローンを完済するなどの方法があります。
離婚後に問題が発生した場合は、弁護士などの専門家に相談することが重要です。専門家は、法的アドバイスや、交渉のサポートをしてくれます。また、銀行との交渉も必要になる場合があります。状況によっては、分割払いや、支払猶予などの交渉も可能です。
連帯保証に関する問題は、複雑で専門的な知識が必要になる場合があります。以下のような場合は、専門家への相談を検討しましょう。
専門家には、弁護士や司法書士などがいます。これらの専門家は、法律に関する専門知識を持ち、あなたの状況に合わせて適切なアドバイスをしてくれます。
今回のケースで重要なポイントをまとめます。
連帯保証は、非常に重要な契約です。安易に連帯保証人になることは避け、もし連帯保証人になった場合は、その責任を十分に理解し、万が一の事態に備えることが大切です。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック