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離婚後の連帯保証、求償権行使は可能?手続きや費用を徹底解説!

質問の概要

【背景】

  • 離婚調停中の女性です。
  • 夫名義の土地の連帯保証人になっています。
  • 離婚を機に保証人を外してもらおうとしたところ、マイホームの任意売却後の残ローンの全額返済を求められました。
  • 夫からは、連帯保証人であるため、ローンの半分を支払うよう要求されています。

【悩み】

  • 離婚後、連帯保証人としての求償権(きゅうしょうけん)を行使できるのか知りたい。
  • 求償権を行使する手続きはどのように進めればよいのか知りたい。
  • 手続きにかかる費用はどのくらいなのか知りたい。

離婚後の求償権行使は可能ですが、手続きと費用が発生します。弁護士への相談がおすすめです。

連帯保証と求償権の基礎知識

連帯保証とは、借金をした人(主債務者、しゅさいむしゃ)が返済できなくなった場合に、代わりに返済する義務を負うことです。連帯保証人は、借金の全額を返済する義務を負い、その責任は非常に重いものです。

今回のケースでは、質問者様が夫の土地に対するローンの連帯保証人になっているため、もし夫がローンを返済できなくなった場合、質問者様が代わりに返済しなければなりません。

求償権とは、連帯保証人が代わりに借金を返済した場合に、主債務者に対して返済した金額を請求できる権利です。つまり、質問者様が夫の代わりにローンを返済した場合、夫に対して返済した金額を請求できる可能性があります。

離婚調停中であっても、連帯保証人としての責任と求償権は、基本的に変わりません。離婚が成立したからといって、連帯保証の義務がなくなるわけではありませんし、求償権も失われるわけではありません。

今回のケースへの直接的な回答

離婚後であっても、連帯保証人として夫の借金を肩代わりした場合、求償権を行使することは可能です。ただし、求償権を行使するためには、いくつかの手続きが必要となります。

まず、夫がローンを返済できなくなった場合に、質問者様が代わりに返済する必要があります。返済後、夫に対して求償権を行使し、返済した金額を請求することになります。この請求は、内容証明郵便(ないようしょうめいゆうびん)など、証拠が残る形で送るのが一般的です。

夫が任意で返済に応じてくれれば問題ありませんが、もし返済を拒否した場合は、裁判を起こすことも検討する必要があります。

関係する法律や制度

連帯保証に関する主な法律は、民法です。民法では、連帯保証人の責任、求償権、連帯保証契約の解除などについて規定されています。

今回のケースでは、離婚調停も関係してきます。離婚調停で、連帯保証に関する取り決めを行うことも可能です。例えば、夫がローンの返済を確実に行うように約束させたり、万が一の場合の支払い分担について合意したりすることができます。

また、破産(はさん)という制度も関係する可能性があります。もし夫が自己破産した場合、連帯保証人である質問者様も影響を受ける可能性があります。自己破産の手続きによっては、求償権を行使できなくなる場合もあります。

誤解されがちなポイントの整理

連帯保証に関する誤解として、よくあるのが「離婚すれば保証の義務も消える」というものです。しかし、これは誤りです。離婚しても、連帯保証の義務は原則として継続します。連帯保証から外れるためには、債権者(さいけんしゃ、お金を貸した人)の承諾を得る必要があります。

また、「求償権は自動的に発生する」というのも、正確ではありません。求償権は、連帯保証人が代わりに返済したときに発生します。返済していなければ、求償権は発生しません。

さらに、「求償権を行使すれば必ずお金が戻ってくる」というわけでもありません。夫に資力(しりょく、お金を支払う能力)がない場合、求償権を行使しても、お金を回収できない可能性があります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

連帯保証に関する問題は、複雑で、個別の事情によって対応が異なります。以下に、一般的な流れと注意点を紹介します。

1. 債権者との交渉: まずは、債権者と交渉し、連帯保証から外れることができないか相談してみましょう。債権者が承諾すれば、連帯保証の義務から解放されます。ただし、債権者は、通常、連帯保証を外すことに消極的です。

2. 離婚調停での合意: 離婚調停で、連帯保証に関する取り決めを行うことも検討しましょう。例えば、夫がローンの返済を確実に行うように約束させたり、万が一の場合の支払い分担について合意したりすることができます。合意内容は、離婚協議書に明記し、公正証書(こうせいしょうしょ)にしておくと、より確実です。

3. 求償権の行使: もし夫がローンを返済できなくなり、質問者様が代わりに返済した場合、夫に対して求償権を行使します。内容証明郵便で請求し、それでも支払われない場合は、裁判を起こすことも検討しましょう。

4. 弁護士への相談: 連帯保証に関する問題は、専門的な知識が必要となります。弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることを強くおすすめします。

具体例として、夫が自己破産した場合を考えてみましょう。この場合、質問者様は、夫に対して求償権を行使できなくなる可能性があります。ただし、債権者(金融機関など)が、質問者様に請求してくる可能性はあります。このような場合、弁護士に相談し、債権者との交渉や、自己破産の手続きについてアドバイスを受ける必要があります。

専門家に相談すべき場合とその理由

連帯保証に関する問題は、非常に複雑であり、個別の事情によって対応が異なります。以下の場合は、必ず専門家である弁護士に相談することをおすすめします。

  • 連帯保証から外れる方法がわからない場合
  • 夫がローンの返済を滞納している場合
  • 夫が自己破産を検討している場合
  • 求償権を行使したいが、どのように手続きを進めればよいかわからない場合
  • 債権者から請求を受けている場合
  • 離婚調停で、連帯保証に関する取り決めについて悩んでいる場合

弁護士は、法律の専門家として、あなたの状況を正確に把握し、最適な解決策を提案してくれます。また、債権者との交渉や、裁判の手続きなども代行してくれます。

費用については、弁護士事務所によって異なりますが、相談料、着手金、報酬金などが発生します。事前に、弁護士に見積もりをしてもらい、費用について納得した上で、依頼するようにしましょう。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

今回の質問の重要ポイントをまとめます。

  • 離婚後も、連帯保証の義務は原則として継続します。
  • 連帯保証人が代わりに返済した場合、求償権を行使できます。
  • 求償権を行使するには、手続きが必要です。
  • 離婚調停で、連帯保証に関する取り決めを行うことも可能です。
  • 専門家である弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

連帯保証の問題は、複雑で、対応を誤ると大きな損害を被る可能性があります。一人で悩まず、専門家に相談し、適切な解決を目指しましょう。

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