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離婚時の財産分与:自宅と土地の分割と新たな購入における注意点

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離婚時の財産分与において、家と土地の評価額はどのように算出するのでしょうか?課税評価額を使うのでしょうか?固定資産税と都市計画税はどう考慮すれば良いのでしょうか?また、夫が新たに家を買い、それを私に名義変更し、夫がローンを払い続けるという方法を考えていますが、注意点やアドバイスがあれば教えてください。さらに、新規購入のローンの支払いは養育費に含まれるのでしょうか?
離婚の際に夫婦で共有している財産を分割することを財産分与と言います(民法760条)。 財産分与は、婚姻期間中に夫婦が協力して築き上げた財産を、離婚時に公平に分割することを目的としています。 重要なのは、課税評価額ではなく、その財産の「時価(市場価格)」を基準に評価することです。 時価とは、その財産を売却した場合に実際に得られるであろう金額を指します。 課税評価額は税金の計算に使われるものであり、必ずしも時価と一致するとは限りません。 土地や建物の時価は、不動産鑑定士による鑑定や、類似物件の取引価格などを参考に判断されます。
ご質問の自宅と土地の財産分与は、まず時価を評価する必要があります。 課税評価額は参考程度にしかなりません。 固定資産税や都市計画税は、財産の価値そのものではなく、その財産を所有することによって発生する税金なので、財産分与の計算には直接的には関係ありません。 しかし、固定資産税・都市計画税の金額は、その土地・建物の規模や場所などを反映しているため、時価を推定する際の参考情報となり得ます。
夫が新たに家を買い、あなたに名義変更するという方法も、財産分与の方法としては考えられますが、契約内容をきちんと文書化し、弁護士などに相談して作成することが重要です。 特に、ローンの返済責任や、名義変更後のリスクなどを明確にしておく必要があります。
民法760条が財産分与の根拠となります。 また、不動産の売買やローン契約には、民法や不動産登記法などの関連法規が適用されます。 複雑なケースでは、弁護士や司法書士などの専門家の助言を受けることが重要です。
課税評価額と時価は異なるという点をしっかり理解することが重要です。 また、新たな住宅購入に伴うローンは、原則として養育費とは別個に扱われます。 養育費は、子の生活費を確保するためのものです。
まず、不動産鑑定士に依頼して自宅と土地の時価を評価してもらいましょう。 その上で、夫と協議して財産分与の方法を決定します。 新たな住宅購入の場合は、売買契約書、ローン契約書を弁護士などの専門家にチェックしてもらうことを強くお勧めします。 契約書には、ローンの返済責任、名義変更後のリスク、将来的な売却に関する事項などを明確に記載する必要があります。 例えば、夫がローンを完済するまで、あなたは名義人でありながら、売却や抵当権設定などに制限を受ける可能性があります。
財産分与は複雑な問題であり、特に共同名義や新たな住宅購入など、特殊な事情がある場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談することを強くお勧めします。 専門家は、法律的な知識に基づいて適切なアドバイスを行い、紛争を回避するお手伝いをします。 特に、ご夫婦間で合意が難しい場合や、トラブルが発生した場合には、専門家の介入が不可欠です。
離婚時の財産分与では、課税評価額ではなく時価が重要です。 新たな住宅購入を財産分与の方法とする場合は、契約内容を明確化し、専門家の助言を受けることが不可欠です。 養育費とローンの返済は別個に扱われます。 複雑なケースでは、弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。 事前に専門家のアドバイスを得ることで、トラブルを未然に防ぎ、円満な離婚を進めることができます。
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