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離婚調停における不動産価値算定:家に入れない自宅の売却価格を知る方法

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自宅の正確な売却価格を把握する方法が分からず、調停で不利な条件を呑まされる可能性に不安を感じています。弁護士からも調査方法を相談されています。
不動産の価格は、固定資産税評価額(固定資産税を算出するための評価額で、実際の市場価格とは異なる場合があります。)とは必ずしも一致しません。市場価格(実際に売買される価格)は、立地条件、築年数、建物状態、周辺環境など、様々な要素によって変動します。築28年という点から、建物の価値は低いと判断される可能性がありますが、土地の価値は別途評価される必要があります。
ご自身では自宅に入れないため、直接的な調査は難しいです。しかし、不動産の専門家である不動産鑑定士(不動産の価格を鑑定する国家資格者)に依頼することで、客観的な売却価格の算定が可能です。鑑定士は、現地調査や周辺物件の取引事例などを基に、より正確な価格を算出します。
離婚時の財産分与は、民法(私人間の権利義務を規定する法律)に基づきます。財産分与においては、夫婦の共有財産を公平に分割することが求められます。不動産の価値算定には、客観的な根拠が必要となるため、不動産鑑定士による鑑定書は調停において重要な証拠となります。
固定資産税評価額は、税金の算定に用いられるものであり、必ずしも市場価格を反映しているとは限りません。特に、築年数の古い物件では、固定資産税評価額よりも市場価格の方が低い場合もあります。逆に、地価上昇などにより、市場価格の方が高くなる場合もあります。
不動産鑑定士の探し方は、不動産会社や弁護士に相談したり、日本不動産鑑定士協会のホームページなどで検索したりできます。依頼する際には、鑑定の目的(離婚調停における財産分与)を明確に伝え、必要な書類(固定資産税評価証明書など)を準備しましょう。費用は鑑定対象の規模や内容によって異なりますが、数万円から数十万円程度が相場です。10年前のチラシの情報も、参考資料として提示できます。
弁護士は法律の専門家であり、調停における戦略立案や交渉をサポートします。不動産鑑定士による鑑定結果をどのように調停で活用するかは、弁護士の専門知識が必要です。弁護士と連携することで、より有利な条件での財産分与を目指せます。特に、ご主人が全く協力しない状況では、弁護士のサポートが不可欠です。
離婚調停において、不動産の価値を正確に算定することは非常に重要です。固定資産税評価額だけで判断せず、不動産鑑定士による鑑定を依頼することで、客観的なデータに基づいた交渉を進めることができます。弁護士との連携も忘れず、ご自身の権利をしっかりと守るよう努めましょう。 ご主人の非協力的態度も考慮し、早期に専門家への相談を検討することをお勧めします。
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