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非上場株式の売却価格はどう決まる?額面廃止後の株価算定を解説

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まず、株式と額面について簡単に説明します。株式(かぶしき)とは、会社が資金を調達するために発行するもので、会社への出資(しゅっし)を表すものです。株を持っている人は「株主」と呼ばれ、会社の運営に参加したり、利益の一部を受け取ったりする権利を持ちます。
額面(がくめん)とは、株式1株あたりの「値段」として、かつては会社が定めるものでした。しかし、2001年の商法改正により、額面のない株式(無額面株式)を発行することが可能になりました。今回の質問者さんのように、額面50円の株式を持っている場合、その株式は額面株式であり、今回の商法改正によって、その額面が廃止されることになります。
次に、非上場株式(ひじょうじょうかぶしき)についてです。これは、株式が証券取引所に上場していない会社の株式のことです。上場している会社の株式は、証券市場で自由に売買できますが、非上場株式は、原則として、会社の許可を得たり、他の株主に買い取ってもらったりするなど、売却に手間がかかる場合があります。
額面株式が廃止されたからといって、すぐに売却価格が変わるわけではありません。しかし、額面がなくなることで、株式の価値を評価する方法が変わることがあります。
非上場株式の売却価格は、基本的に以下の要素を考慮して決定されます。
これらの要素を総合的に判断し、専門家(後述)が企業価値を評価して、売却価格を決定することが一般的です。額面が廃止されたからといって、すぐに価値がゼロになるわけではありませんのでご安心ください。
非上場株式の売却には、主に会社法と税金が関係します。
会社法は、会社の組織や運営に関するルールを定めた法律です。非上場株式の売却には、会社の承認が必要な場合や、他の株主に優先的に購入する権利(譲渡制限)が設定されている場合があります。会社の定款(ていかん:会社のルールブックのようなもの)を確認し、会社法に則って手続きを進める必要があります。
また、非上場株式を売却して利益が出た場合、所得税や住民税がかかります。税金の種類や税率は、売却益の金額や、売却方法によって異なります。税金についても、専門家である税理士に相談することをおすすめします。
額面株式の制度が廃止されたからといって、必ずしも株価が下がるわけではありません。額面は、あくまで株式の形式的な価値を示すものであり、実際の価値とは必ずしも一致しません。
額面廃止によって、株主の権利が失われるわけではありません。
よくある誤解として、額面がなくなることで「株の価値がなくなる」と考える方がいます。しかし、実際には、会社の資産や将来性、利益など、様々な要素を総合的に判断して株価が決まります。額面廃止は、株価の決定方法に影響を与えることはありますが、それ自体が株価を決定するわけではありません。
非上場株式の売却価格は、一般的に以下のプロセスで決定されます。
例えば、ある中小企業の株式を売却する場合、まず会社の過去数年間の財務諸表や、今後の事業計画などを収集します。次に、専門家に依頼して、会社の企業価値を評価してもらいます。その評価結果を参考に、買い手(他の株主や、会社自身、または第三者)と売却価格について交渉します。交渉がまとまれば、売買契約を締結し、株式の引き渡しと代金の支払いを行います。
非上場株式の売却は、専門的な知識が必要となるため、以下の専門家への相談を検討しましょう。
専門家に相談することで、適切な売却価格を決定し、税務上のリスクを回避し、法的トラブルを未然に防ぐことができます。また、売却手続きをスムーズに進めることができます。
今回の質問の重要ポイントをまとめます。
非上場株式の売却は、複雑な手続きを伴う場合がありますが、専門家のサポートを得ながら、慎重に進めていくことが重要です。
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