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駅近築24年マンション購入!注意点を徹底解説|38歳子持ち主婦必見
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築24年のマンション購入における注意点が知りたいです。大きな地震にも耐えているようなので構造的には問題ないと思いますが、他に注意すべき点があれば教えてください。
マンションは、経年劣化(経年によって建物が古くなっていくこと)が避けられません。築24年ともなると、様々な箇所の老朽化が懸念されます。外壁のひび割れ、給排水管の腐食、エレベーターの故障など、修繕が必要となる箇所が出てくる可能性が高いです。新築と比べて、維持管理にかかる費用も増加する傾向があります。
質問者様は駅近で利便性が高く、リフォーム済みのマンションに興味を持たれています。これは大きなメリットです。しかし、築24年という点を軽視できません。購入前に以下の点を徹底的に確認することが重要です。
マンションの管理には、区分所有法(マンションの所有形態や管理に関する法律)が関わってきます。管理組合の運営状況、修繕積立金の状況、大規模修繕計画(マンションの大規模な修繕工事を行うための計画)の有無などは、必ず確認しましょう。また、耐震基準(建築基準法で定められた地震に対する強度の基準)についても、建築当時の基準と現在の基準を比較検討する必要があります。
「リフォーム済み」だから大丈夫、という考えは危険です。リフォームは内装の改修が中心で、建物の構造的な問題や老朽化を解決するものではありません。外壁や給排水管などの老朽化は、リフォームでは対応できません。
不動産会社だけでなく、弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談することをお勧めします。特に、管理組合の状況に不安がある場合、契約内容に不明な点がある場合、建物に深刻な問題が見つかった場合は、専門家のアドバイスが必要不可欠です。
築24年のマンション購入は、新築と比べてリスクが伴います。しかし、適切な調査と準備をすれば、安心して暮らせる住まいを見つけることができます。管理状況、修繕計画、専門家による検査を必ず行い、長期的な視点で判断することが重要です。 リフォーム済みの状態に惑わされず、建物の構造や将来的な維持管理費用をしっかりと見極めましょう。
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