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高齢の両親との同居解消とマンションローン:連帯債務における負担割合と解決策

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父親がマンションローンの支払いを拒否。連帯債務者である父親に、今後どの程度負担してもらえるのか、負担割合はどのくらいが妥当なのか知りたい。
まず、連帯債務(れんたいさいむ)と共有名義(きょうゆうめいぎ)について理解しましょう。
連帯債務とは、複数の債務者が債権者(この場合は銀行など)に対して、それぞれ個別に全額の債務を負うことです。つまり、あなたがローンを滞納した場合、銀行はあなたに全額の支払いを請求できますし、父親にも全額の支払いを請求できます。一方、共有名義とは、マンションの所有権をあなたと父親が共有している状態です。
残念ながら、父親が「支払わない」と言っている以上、法的に強制的に支払いをさせるのは容易ではありません。連帯債務者であっても、支払意思がない場合、裁判を起こして勝訴しても、父親に支払い能力がなければ、実際には回収できない可能性が高いです。
民法には、連帯債務に関する規定があります。しかし、この規定は、債務者の支払い能力や支払い意思を強制するものではありません。あくまで、債権者(銀行)が誰にでも全額の支払いを請求できるという権利を定めているだけです。
「同居解消したから、父親の負担義務はなくなる」というのは誤解です。連帯債務は、同居の有無とは関係なく、契約に基づいて発生する義務です。
父親との話し合いが不可欠です。具体的には、以下の点を提示して交渉してみましょう。
* **現状の経済状況の説明:** あなたと父親の収入、支出を具体的に提示し、現状の経済的な負担を説明します。
* **将来の計画の提示:** ローン返済計画を提示し、父親にどの程度の負担を期待しているかを明確にします。例えば、父親の年金収入から月々いくら負担可能か、具体的な金額を提示することが重要です。
* **分割払いの提案:** 一度に全額を負担してもらうのではなく、父親の負担能力に合わせて分割払いにしてもらうことを提案します。
* **売却の検討:** どうしても合意できない場合は、マンションを売却し、売却益でローンを完済するという選択肢も検討しましょう。ただし、売却には手数料や諸費用がかかります。
父親との話し合いがうまくいかない場合、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。専門家は、法律的な観点から適切なアドバイスをしてくれます。また、必要に応じて、調停や裁判などの手続きをサポートしてくれます。
* 連帯債務は、同居の有無に関わらず、契約に基づく義務です。
* 父親に支払い意思がない場合、強制的な支払いを求めるのは難しいです。
* 父親との話し合いが重要で、具体的な負担額や返済計画を提示する必要があります。
* 話し合いがうまくいかない場合は、専門家に相談しましょう。
この状況は、法律的な問題だけでなく、家族間の感情的な問題も複雑に絡み合っています。冷静に話し合い、お互いの立場を理解し、可能な限り合意点を見つけることが重要です。 焦らず、一つずつ問題を解決していくことを心がけましょう。
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