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高齢の両親と別居中の夫、認知症と不動産問題…成年後見制度の活用と保佐人・補助人の役割

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成年後見人制度を利用したいと考えていますが、夫に連絡が行くのか、保佐人・補助人は不動産の売買を制限できるのか知りたいです。
成年後見制度とは、認知症などで判断能力が不十分になった成年者(18歳以上)を保護し、その財産や権利を守るための制度です。判断能力の程度に応じて、次の3種類があります。
家庭裁判所は、申立てに基づき、本人の状況を調査し、どの種類の成年後見が必要か判断します。(※判断能力の有無は、医師の診断書などを参考に判断されます。)
ご両親の状況から、保佐または補助が適切と考えられます。家庭裁判所に成年後見開始の申立てを行うと、裁判所はまず、ご両親の状況を調査します。その過程で、ご両親と関係のある方、つまりご質問者様とご主人にも連絡が行く可能性が高いです。これは、裁判所が公平な判断を行うために必要な手続きです。
保佐人または補助人は、ご両親の不動産の売買などの重要な財産管理について、制限する権利(※具体的には、同意なしに売買できない権利)を持ちます。よって、夫が勝手に不動産を名義変更することは防げる可能性が高いです。
成年後見制度は、民法(※日本の基本的な民事に関する法律)に基づいています。具体的には、民法第877条以下に規定されています。
成年後見制度は、ご両親の財産を完全に管理・処分できる権利を、後見人・保佐人・補助人に与えるものではありません。常に、ご両親の利益を最優先し、その意思を尊重しながら、適切な支援を行うことが求められます。
まずは、ご両親の主治医に診断書の作成を依頼し、ご自身で家庭裁判所に申立てを行うことをお勧めします。申立て書類の作成は、弁護士や司法書士に依頼することも可能です。
また、ご両親の財産状況を把握し、証拠となる書類(※不動産登記簿謄本など)を準備しておきましょう。
成年後見制度の手続きは複雑で、専門知識が必要です。特に、ご主人との関係が複雑なため、弁護士や司法書士に相談することを強くお勧めします。専門家は、適切な手続きの進め方や、ご主人との交渉についてもアドバイスしてくれます。
成年後見制度は、判断能力が低下した方を保護するための重要な制度です。今回のケースでは、ご両親の財産を守るためにも、早急に家庭裁判所への申立てを行うことが重要です。専門家の力を借りながら、適切な手続きを進めていきましょう。ご主人の対応によっては、離婚問題と成年後見人制度の申立てを同時進行させる必要もあるかもしれません。弁護士や司法書士に相談し、状況に合わせた最善策を検討することをお勧めします。
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