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高齢者の共有名義土地・建物担保融資と闇金利用のリスク:80代が抱える資金調達問題とその解決策

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銀行融資が難しい状況で、母は闇金を利用することを考えているようです。闇金からいくら借りられるのか、また、闇金利用のリスクについても知りたいです。母を闇金から守る方法はないでしょうか?
不動産を担保に融資を受けるには、所有権が明確である必要があります。共有名義(複数人で所有権を共有する状態)の場合、自分の持分だけで融資を受けるのは難しいケースが多いです。これは、銀行が融資の回収を担保できるかを確認する際に、他の共有者の同意や協力が得られるか不確実だからです。 銀行はリスクを嫌いますので、確実に返済できる見込みがないと判断すると融資を断るのです。 共有者の同意を得られれば融資を受けられる可能性は高まります。
質問者様の母親の状況では、銀行からの融資は困難です。闇金は、法外な金利(年利数十%~数百%)で貸し付けを行う違法な金融業者です。借りたお金を返済できなくなると、暴力や脅迫を受ける可能性もあります。絶対に利用すべきではありません。
闇金は、出資法(出資の受け入れに関する法律)や貸金業法(貸金業の規制に関する法律)に違反しています。違法行為であり、刑事罰の対象となります。また、国民生活センターや警察には闇金に関する相談窓口があります。
「どうしてもお金が必要だから闇金しかない」という考えは危険です。闇金は、一見すると手軽なお金を得られるように見えますが、想像を絶する高金利と違法行為のリスクを伴います。借金問題は、専門機関に相談することで解決策が見つかる可能性があります。
まず、母御の状況を把握し、公的な支援制度の利用を検討しましょう。
これらの機関に相談することで、母御の状況に合った適切な解決策が見つかる可能性があります。
闇金に手を出す前に、必ず専門家に相談しましょう。弁護士や司法書士、社会福祉士などに相談することで、適切な解決策を提案してもらうことができます。特に、既に闇金から借金をしている場合は、速やかに専門家に相談することが重要です。
高齢者が資金調達に困った場合、闇金は絶対に利用すべきではありません。高金利と違法行為のリスクが非常に高く、取り返しのつかない事態を招く可能性があります。まずは、公的な支援機関や専門家への相談が最善の策です。 共有不動産の活用についても、専門家のアドバイスを得ながら検討を進めることが重要です。 早めの相談が、問題解決への近道となります。
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