• Q&A
  • 12人共同相続の不動産登記、所有者名義はどうなる?

共有不動産・訳あり物件の無料相談
1 / -
売却を決めていなくても問題ありません。状況整理のご相談だけでもOKです。

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。

共有持分についてお困りですか?

おすすめ3社をチェック

12人共同相続の不動産登記、所有者名義はどうなる?

質問の概要

【背景】

  • 遺産分割協議の結果、12人の相続人が共同で不動産を相続することになりました。

【悩み】

  • 不動産の登記簿(登記証明書)の所有者名義について、12人全員の名前が記載されるのか、それとも代表者を選ぶのが一般的なのか知りたいです。
所有権登記では、12人全員の名前が記載されます。代表者選出は必須ではありません。

回答と解説

テーマの基礎知識:不動産登記と所有権

不動産登記とは、土地や建物などの不動産に関する情報を記録し、誰が所有者なのか、どんな権利関係があるのかを公示する制度です。

この登記によって、第三者(その不動産に関わる人たちすべて)に対して、権利関係を明確にすることができます。例えば、不動産を売買する際、登記簿を確認することで、その不動産の所有者が誰であるか、担保(住宅ローンなど)の設定があるかなどを知ることができます。

所有権とは、その不動産を自由に利用したり、処分したりできる権利のことです。今回のケースでは、12人の相続人が共同で所有権を持つことになります。

今回のケースへの直接的な回答:12人全員の名前が記載

遺産分割協議の結果、12人の相続人が共同で不動産を相続する場合、登記簿の「所有者」の欄には、原則として12人全員の名前が記載されます。

具体的には、登記簿の甲区(所有権に関する事項)の「権利者その他の事項」という欄に、各相続人の氏名と住所が記載されます。それぞれの相続人が、どのような割合でその不動産を所有するのか(持分割合)も、この欄に明記されます。

代表者を選出することは必須ではありません。12人全員の名前を記載するのが、一般的な方法です。

関係する法律や制度:不動産登記法と民法

今回のケースに関係する主な法律は、不動産登記法と民法です。

  • 不動産登記法: 不動産の登記に関する基本的なルールを定めています。登記の手続きや、登記簿に記載される内容などが規定されています。
  • 民法: 相続や共有に関するルールを定めています。遺産分割協議や、共有物の管理方法などが規定されています。

遺産分割協議は、民法の規定に基づいて行われます。相続人全員で話し合い、誰がどの財産を相続するかを決定します。この協議の結果に基づいて、不動産登記が行われることになります。

誤解されがちなポイントの整理:代表者選出の可否

「代表者を選出する」ということが誤解されがちなポイントです。12人の相続人が全員で登記を行う場合、代表者を選出することは必須ではありません。

ただし、相続人全員の合意があれば、代表者を選出することも可能です。代表者を選出した場合は、その代表者が登記手続きを行うことができます。しかし、代表者はあくまで手続きを代行するだけであり、所有権は12人全員に帰属します。

代表者を選出する場合、その権限や責任範囲を明確にしておくことが重要です。例えば、代表者が勝手に不動産を売却したり、担保を設定したりすることはできません。他の相続人の同意が必要になります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介:登記手続きの流れ

12人の相続人が共同で不動産を相続する場合の、登記手続きの流れは以下のようになります。

  1. 遺産分割協議: 相続人全員で話し合い、誰がどの財産を相続するかを決定します。不動産については、誰がどの持分を相続するかを決めます。
  2. 遺産分割協議書の作成: 遺産分割協議の内容をまとめた書類を作成します。この書類には、相続人全員の署名と押印が必要です。
  3. 登記に必要な書類の準備: 遺産分割協議書、相続人全員の戸籍謄本、印鑑証明書、固定資産評価証明書など、登記に必要な書類を準備します。
  4. 登記申請書の作成: 登記申請書を作成し、法務局に提出します。
  5. 登記の実行: 法務局が登記申請の内容を審査し、問題がなければ登記が実行されます。登記が完了すると、登記識別情報(権利証)が発行されます。

登記手続きは専門的な知識が必要となるため、司法書士などの専門家に依頼することをおすすめします。

専門家に相談すべき場合とその理由:複雑なケースへの対応

以下のようなケースでは、司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。

  • 相続人が多数いる場合: 相続人が多いほど、手続きが複雑になる可能性があります。
  • 相続人間で意見の対立がある場合: 遺産分割協議がまとまらない場合、専門家が間に入って調整を行うことができます。
  • 不動産の評価が難しい場合: 不動産の価値を正確に評価するためには、専門的な知識が必要です。
  • 登記手続きに慣れていない場合: 登記手続きは専門的な知識が必要であり、書類の作成や提出に手間がかかる場合があります。

専門家は、相続に関する法的な知識や経験が豊富であり、スムーズな手続きをサポートしてくれます。また、相続人の負担を軽減し、トラブルを未然に防ぐこともできます。

まとめ:今回の重要ポイントのおさらい

今回の質問の重要ポイントをまとめます。

  • 12人の相続人が共同で不動産を相続する場合、登記簿の所有者欄には、原則として12人全員の名前が記載されます。
  • 代表者を選出することは必須ではありませんが、相続人全員の合意があれば可能です。
  • 登記手続きは専門的な知識が必要となるため、司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。
  • 相続に関する問題は、個々の状況によって異なるため、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

Editor's Picks

共有持分についてお困りですか?

おすすめ3社をチェック

pagetop