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15年前の建て売り売却で40万円の損失…境界確定と土留め工事は本当に必要だったのか?徹底解説

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不動産屋の指示に従って境界確定と土留め工事を行いましたが、本当に必要だったのか疑問です。40万円の費用は無駄だったのでしょうか?不動産屋にだまされたと感じています。法的措置も検討しています。
土地の境界は、隣地との関係において非常に重要な要素です。明確な境界がなければ、土地の所有権に関するトラブルが発生する可能性があります。境界確定とは、土地の境界線を正確に定める作業です。これは、測量士(国土交通大臣の登録を受けた資格者)によって行われます。
土留め(どどめ)とは、土砂の崩落を防ぐための構造物です。擁壁(ようへき)(高い壁状の構造物)や、控え壁(ひかえかべ)(低い壁状の構造物)などが含まれます。境界付近に土留めが必要となるケースは、高低差のある土地や、盛土(もりど)(人工的に土を盛り上げた土地)・切土(きつち)(人工的に土を削り取った土地)がされている土地などです。
今回のケースでは、不動産会社が境界確定と土留め工事の必要性を指摘した理由が不明確です。もし、境界線が曖昧で、売買契約に支障をきたす可能性があった場合、工事は必要だった可能性があります。しかし、明確な根拠がないまま工事を行わせたのであれば、不動産会社に説明責任があります。
土地の境界に関する法律は、民法が中心となります。民法では、隣接地所有者間の境界に関する紛争解決の方法などが規定されています。また、境界確定には、測量法に基づく測量士による測量が必要です。
境界確定は、必ずしも高額な費用がかかる作業ではありません。測量費用は、土地の面積や形状、立地条件などによって変動します。また、土留め工事も、状況によっては不要な場合があります。不動産会社は、工事の必要性を説明する際に、具体的な根拠を示すべきです。
不動産売買において、境界に関するトラブルを避けるためには、売買契約前に境界を確認することが重要です。売買契約書には、境界に関する記述を明確に記載するべきです。もし、境界に問題があると判断される場合は、売買価格の調整や、境界確定工事費用負担の交渉を行うことも可能です。
今回のケースのように、不動産会社との間でトラブルが発生し、解決が困難な場合は、弁護士や土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)(土地の境界に関する専門家)に相談することをお勧めします。専門家は、法的観点から状況を判断し、適切なアドバイスや解決策を提案してくれます。特に、訴訟を検討する場合は、弁護士への相談が不可欠です。
境界確定と土留め工事は、土地の状況や売買契約の内容によって必要性が異なります。不動産会社は、工事の必要性を説明する際に、具体的な根拠を示す必要があります。不明な点やトラブルが発生した場合は、弁護士や土地家屋調査士に相談することが重要です。40万円という費用は決して少なくありません。冷静に状況を判断し、適切な対応を取るようにしましょう。 専門家の助言を得ながら、今後の対応を検討することをお勧めします。
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