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20年以上前の未了相続と兄弟相続放棄:両親の家の相続と固定資産税の行方

【背景】
* 20年以上前に両親が亡くなりました。
* 当時、遺産分割手続きは行わず、兄が実質的に相続していました。
* 数年前に兄が亡くなり、両親名義の家の固定資産税の支払いを市役所から求められました。
* 兄には多額の借金があり、兄の相続は放棄したいと考えています。
* 兄の相続放棄は裁判所で認められました。
* 兄弟は私以外にいません。

【悩み】
兄の相続を放棄した場合、両親の家の相続も放棄することになるのかどうかが知りたいです。両親の家の管理も今後私が行うことを考えています。

兄の相続放棄は両親の家の相続放棄にはなりません。

回答と解説

テーマの基礎知識(相続と相続放棄)

相続とは、人が亡くなった際に、その人の財産(預金、不動産、債権など)や債務(借金など)が、法律で定められた相続人(配偶者、子、親など)に引き継がれることです。相続が発生したことを知った日から3ヶ月以内に行う「相続開始の申告」は、法律上は義務ではありませんが、相続手続きを進める上で重要です。

相続放棄とは、相続人が相続開始を知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に申し立てを行い、相続財産を受け取らないことを宣言することです。相続放棄をすると、相続財産だけでなく、相続債務も引き継がれません。(民法第915条)

今回のケースへの直接的な回答

質問者様のケースでは、まず、兄が両親から相続した財産(両親の家を含む)について、兄の相続人が相続することになります。兄の相続人は質問者様のみです。兄が相続放棄をしたとしても、それは兄自身の相続に関するものであり、両親からの相続には影響しません。そのため、質問者様は両親の家の相続を放棄しない限り、その所有者となります。

関係する法律や制度

* **民法(相続に関する規定)**: 相続の発生、相続人の範囲、相続放棄の手続きなどが規定されています。
* **固定資産税**: 不動産を所有している者に課税される税金です。相続が発生した場合、相続人が固定資産税の納税義務を負います。

誤解されがちなポイントの整理

「兄が相続放棄したから、両親の家も放棄したことになる」という誤解は、相続の連鎖を理解していないことから生じます。相続は、それぞれの相続ごとに独立して発生します。兄の相続と、両親の相続は別々の事柄です。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

まず、両親の家の相続登記(所有権を公的に証明する手続き)を行う必要があります。登記を行うことで、正式に質問者様が所有者となります。その後、固定資産税の納税義務を果たしてください。また、両親の家の管理についても、具体的な計画を立てて実行することが重要です。

専門家に相談すべき場合とその理由

相続手続きは複雑で、法律の知識が必要な場合が多いです。特に、多額の借金や複雑な財産関係がある場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、適切な手続きをアドバイスし、問題解決を支援してくれます。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

* 兄の相続放棄は、両親からの相続には影響しません。
* 質問者様は両親の家を相続することになります。
* 相続登記を行い、固定資産税を納付する必要があります。
* 複雑な相続手続きの場合は、専門家に相談しましょう。

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