- Q&A
20年前から放置!相続登記の遅延と名義変更の手続きを徹底解説

ご入力いただいた内容は「お問い合わせ内容」としてまとめて送信されます。
無理な営業や即決のご案内は行いません。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック【悩み】
祖父の土地と建物の名義を父に変更したいのですが、どうすれば手続きを進められるのか分かりません。
どこで所有している土地や建物の情報を調べられるのか、費用はいくらか知りたいです。
20年経過したことで、父の弟の承諾なしに名義変更できるのか不安です。
相続が発生すると、亡くなった方の財産(土地や建物など)の名義を相続人に変更する手続きが必要です。これを「相続登記」と言います(登記=不動産の権利関係を公的に記録すること)。相続登記は、相続開始後3ヶ月以内に行うことが推奨されていますが、期限はありません。しかし、登記が遅れると、様々なトラブルや不利益を被る可能性があります。例えば、売買や担保設定などが難しくなったり、相続税の申告が複雑になったりします。
質問者様は、まず祖父名義の土地・建物の情報を調べる必要があります。これは、お住まいの市町村役場ではなく、法務局で行います。法務局のウェブサイトや窓口で「登記事項証明書」(いわゆる「登記簿謄本」)の請求が可能です。登記簿謄本には、土地や建物の所在地、所有者、面積などの情報が記載されています。市町村内に所有する土地のみを調べたい場合でも、登記簿謄本には所有する全ての不動産の情報が記載されます。
相続登記は、民法と不動産登記法に基づいて行われます。特に重要なのは、相続登記の遅延による不利益を軽減するための制度として、時効取得(所有権の取得)という制度があります。しかし、時効取得には、20年間の平穏かつ公然とした占有(事実上所有している状態)が必要で、必ずしも20年経過すれば名義変更できるとは限りません。質問者様のケースでは、20年経過しているとはいえ、父の弟が相続を拒否しているため、時効取得の要件を満たしているとは言い切れません。
「20年経過すれば名義変更できる」という情報は、時効取得を誤解したものです。時効取得は、非常に厳しい要件を満たす必要があり、簡単に適用されるものではありません。相続登記は、相続人全員の同意を得て行うのが原則です。
まず、法務局で登記簿謄本を取得し、所有状況を明確にしましょう。その後、相続手続きに詳しい弁護士や司法書士に相談することを強くお勧めします。弁護士や司法書士は、相続登記に必要な書類の作成や手続きを代行し、父と弟との間の交渉も支援してくれます。費用は弁護士や司法書士によって異なりますが、数万円から数十万円程度かかる可能性があります。
相続問題は複雑で、法律の知識が不可欠です。特に、相続人同士の仲が悪い場合、専門家の介入が不可欠です。弁護士や司法書士は、法的な観点から適切なアドバイスを行い、スムーズな手続きを支援します。また、時効取得の要件を満たしているかどうかの判断も専門家の助けが必要となるでしょう。
祖父の土地と建物の名義変更には、法務局での登記簿謄本取得と、弁護士や司法書士への相談が不可欠です。20年経過したからといって、必ずしも弟の承諾なしに名義変更できるとは限りません。専門家の適切なアドバイスを受けながら、手続きを進めることをお勧めします。相続問題は、早めの対応が重要です。放置すると、問題が複雑化し、解決に時間がかかり、費用も高額になる可能性があります。
共有持分についてお困りですか?
おすすめ3社をチェック