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37歳、年収600万円の夫婦の夢、マイカー購入は本当に無謀なのか?貯金とマイホーム計画の両立を目指して
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おすすめ3社をチェック今回の質問は、37歳で年収600万円の男性が、マイカー購入の是非について悩んでいるというものです。結婚、結婚式と大きな出費を乗り越え、貯金は550万円。夢にまで見たマイカー購入を検討する一方で、将来のマイホーム計画も抱えています。 カーシェアやレンタカーでしのいでいる現状と、マイカー購入による貯蓄減少、そして維持費への不安が複雑に絡み合っています。
まず、現在の経済状況を整理してみましょう。年収710万円(ご自身の年収600万円+妻の年収110万円)の世帯で、年間150万円の貯蓄ペースです。結婚式費用で貯蓄が減ったとはいえ、安定した収入と貯蓄力があります。しかし、マイホーム計画という大きな目標も控えています。ローコスト住宅とはいえ、土地代、建築費、諸費用など、数百万円から数千万円の出費が見込まれます。
マイカー購入のメリットは、自由な移動手段の確保と、運転の楽しみでしょう。ご質問者様は運転が好きで、妻とドライブを楽しみたいと考えているようです。一方、デメリットは、車両価格、維持費(ガソリン代、保険料、税金、修理代、駐車場代など)、そして何より貯蓄の減少です。 年間20~30万円のカーシェア・レンタカー代を考えると、マイカー購入は必ずしも経済的に有利とは限りません。
マイカー購入に直接関係する法律や制度はありませんが、住宅ローンを組む際には、借入額の審査に影響する可能性があります。 車のローンを抱えていると、住宅ローンの審査が厳しくなる、もしくは借りられる金額が減る可能性があります。
カーシェアやレンタカーは、マイカーに比べて初期費用や維持費が安く済む点がメリットです。しかし、予約が必要であったり、利用時間に制限があったり、急な用事には対応しにくいといったデメリットもあります。ご自身の利用頻度や状況に合わせて、本当にマイカーが必要なのかを再考することが重要です。
まずは、ご自身の優先順位を明確にしましょう。マイホーム計画とマイカー購入、どちらを優先すべきか、じっくりとご夫婦で話し合うことが大切です。 仮にマイカー購入を優先する場合でも、予算をしっかりと設定し、無理のない範囲で車選びをする必要があります。中古車も検討することで、初期費用を抑えることができます。(中古車市場では、車両価格が下がるだけでなく、維持費も比較的安価になる傾向があります。)
住宅ローンや車のローンに関する相談は、金融機関やファイナンシャルプランナーに相談することをお勧めします。 専門家は、ご自身の経済状況や将来計画を考慮した上で、最適なアドバイスをしてくれます。特に、マイホーム計画とマイカー購入の両立を目指す場合、専門家の意見を聞くことで、より現実的な計画を立てることができます。
夢を実現することは素晴らしいことです。しかし、夢を追いかけるためには、現実的な計画と、適切な判断が必要です。 今回のケースでは、マイカー購入は決して無謀ではありませんが、現状の貯蓄と将来計画を考慮すると、慎重に検討する必要があります。 ご夫婦でよく話し合い、優先順位を明確にした上で、将来を見据えた賢い選択をしてください。 専門家の意見を参考に、無理のない範囲で夢を実現できるよう願っています。
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