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40年前に共同購入した土地の名義変更!兄弟不仲でもできる手続きとは?

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土地の名義を私自身のものにしたいのですが、兄弟から書類がもらえない状況で、どのような手続きが必要なのか、名義変更が可能なのか知りたいです。
土地を複数人で所有する状態を「共有(きょうゆう)」といいます。質問者さんのケースでは、質問者さんとご母堂が土地を1/2ずつ共有している状態です。共有状態を解消し、単独名義にすることを「名義変更」といいます。通常、名義変更には、所有者全員の同意と、必要な書類(印鑑証明書、住民票など)が必要です。しかし、質問者さんのように、同意が得られない場合でも、法律に基づいた手続きで名義変更を行うことが可能です。
兄弟から書類が取得できないため、通常の合意による名義変更は難しいでしょう。この場合、裁判(具体的には、**所有権移転登記請求(しょゆうけんいてんとっきせいきゅう)**という訴訟)を起こすことで、裁判所の判決に基づいて名義変更を行うことができます。
所有権移転登記請求とは、土地の所有権を自分に移転させるよう、裁判所に請求する訴訟手続きです。裁判所は、証拠を元に、質問者さんが土地の代金を支払ってきたこと、土地の管理を行ってきたことなどを判断し、判決を下します。判決が質問者さんに有利であれば、その判決を基に登記所にて名義変更の手続きを行うことができます。
この手続きは、日本の民法(特に共有に関する規定)に基づいています。民法は、個人の権利や義務を定めた法律で、共有に関するルールも定めています。裁判では、この民法に基づき、質問者さんの主張が認められるかどうかが争点となります。
「時効取得」という制度がありますが、今回のケースには適用されません。時効取得は、長期間にわたって土地を占有し、所有者であるかのように振る舞うことで、所有権を取得できる制度です。しかし、時効取得には、悪意(土地の所有者であることを知らずに占有していること)や過失(不注意)がないことが条件となります。質問者さんは、最初から共同名義で土地を購入しており、悪意や過失がないとは言えません。
裁判手続きは複雑で、専門知識が必要です。弁護士に相談し、適切な証拠集めや訴訟戦略を立てることが重要です。弁護士は、裁判手続きの進め方や勝訴の可能性についてアドバイスし、代理人として裁判に出廷することもできます。
兄弟との関係が悪く、合意が得られない場合、必ず弁護士などの専門家に相談しましょう。裁判手続きは複雑で、専門知識がないと不利な判決を受ける可能性があります。弁護士に依頼することで、適切な手続きを進め、権利を守ることができます。
兄弟から書類が取得できない場合でも、裁判を通じて土地の名義変更は可能です。しかし、裁判手続きは複雑で時間と費用がかかります。弁護士への相談が不可欠です。まずは弁護士に相談し、状況を説明し、最適な解決策を探ることが重要です。早期の相談が、より有利な結果につながる可能性を高めます。
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