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40年放置!18名相続人の土地登記、譲渡証書で解決?法務局と弁護士の対応に疑問…相続登記の正しい手順とは?

【背景】
* 祖父の土地の相続登記が40年間放置されていました。
* 相続人は、叔父・叔母らの死亡により18名に増加しました。
* 16名の相続人の同意を得て、私への相続権の譲渡を計画しました。
* 弁護士のアドバイスに基づき、14名から遺産譲渡証書を取得し、法務局で登記申請を行いました。

【悩み】
弁護士のアドバイスと法務局の対応に食い違いがあり、正しい登記方法が分からず困っています。遺産譲渡証書を添付して、相続人の持ち分をまとめて登記することはできないのでしょうか?二度手間にならないよう、正しい手続きを知りたいです。

所有権移転登記後、相続登記が必要。

回答と解説

40年も放置された相続登記、しかも相続人が18名と多数…大変な状況ですね。ご苦労された書類作成もむなしく感じられるのも無理はありません。しかし、法務局の対応は決して間違っていません。弁護士のアドバイスに問題があった可能性が高いです。以下、詳しく解説します。

テーマの基礎知識:相続と登記

まず、相続と登記の関係を理解しましょう。相続とは、被相続人(亡くなった人)の財産が相続人(法律で定められた相続権を持つ人)に引き継がれることです。しかし、相続によって財産が自動的に相続人のものになるわけではありません。所有権を明確にするために、法務局に「相続登記」を行う必要があります。(登記とは、不動産の所有者や権利関係を公的に記録することです)。

相続登記には、相続人の全員が同意し、相続割合に従って登記する必要があります。今回のように相続人が多数で、しかも長期間放置されているケースでは、手続きが複雑になります。

今回のケースへの直接的な回答

法務局の指摘は正しいです。まず、14名からの譲渡証書に基づき、所有権があなたに「移転」する登記(所有権移転登記)が行われました。その後、あなたを含めた4名での相続登記(正確には、相続による所有権の取得登記)が必要になります。遺産譲渡証書は、所有権移転登記の根拠にはなりますが、相続登記の根拠にはなりません。相続登記は、相続関係を明らかにする書類(戸籍謄本など)に基づいて行われます。

関係する法律や制度

関係する法律は、民法(相続に関する規定)と不動産登記法です。不動産登記法は、不動産の権利関係を登記簿に記録する手続きを定めています。

誤解されがちなポイントの整理

多くの相続人がいる場合、全員の同意を得て、一括して相続登記を行うのが理想です。しかし、今回のケースのように、一部の相続人が反対する場合は、まず反対しない相続人から譲渡を受けて所有権を移転し、その後、残りの相続人との話し合いを進めるという方法が取られることがあります。しかし、この場合でも、所有権移転登記と相続登記は別の手続きであることを理解する必要があります。

実務的なアドバイスや具体例の紹介

弁護士に相談する前に、法務局の相談窓口で相談することをお勧めします。法務局では、登記手続きに関する専門的なアドバイスを受けることができます。また、相続手続きは複雑なため、司法書士に依頼することも検討しましょう。司法書士は、登記手続きの専門家です。

専門家に相談すべき場合とその理由

相続手続きが複雑な場合、または相続人間で争いがある場合は、弁護士や司法書士に相談することが重要です。専門家のアドバイスを受けることで、適切な手続きを進め、トラブルを回避することができます。特に、今回のケースのように相続人が多数で、長期間放置されている場合は、専門家の助けが必要不可欠です。

まとめ(今回の重要ポイントのおさらい)

* 相続登記と所有権移転登記は別の手続きです。
* 遺産譲渡証書は所有権移転登記の根拠にはなりますが、相続登記の根拠にはなりません。
* 相続手続きは複雑なため、専門家(弁護士、司法書士)に相談することをお勧めします。
* 法務局の相談窓口を利用して、手続きに関する情報を正確に得ることが重要です。

今回のケースでは、弁護士のアドバイスに不備があった可能性が高いです。二度手間になったとしても、法務局の指示に従って正しい手続きを進めることが重要です。専門家の力を借りながら、落ち着いて手続きを進めていきましょう。

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