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42歳派遣社員の妹が中古マンション購入!諸費用からローン返済まで徹底解説

【背景】
* 42歳の妹(母子家庭、派遣社員3年目)が中古マンション購入を予定しています。
* 子供2人を育て上げ、現在息子2人と築30年のアパート(家賃5万5千円)に同居。
* マンション価格は1700万円(築14年、3LDK、58㎡+ベランダ50㎡)、駅から徒歩10分、新宿まで電車で50分。
* ローンはフラット35女性専用ローン「凛」を検討、35年ローンで月8万5千円、10年で完済予定。

【悩み】
* マンション購入にかかる諸費用(生命保険料、固定資産税など)が具体的に知りたい。
* フラット35女性専用ローン「凛」のメリット・デメリット。
* 頭金を入れるメリット・デメリット。
* ローン以外の月々の費用(管理費、修繕費以外)。
* ベランダ部分も固定資産税の対象になるか。

マンション購入諸費用、ローン、税金など、総合的に検討が必要です。

回答と解説

マンション購入にかかる諸費用

中古マンション購入には、住宅ローン以外に様々な費用がかかります。大きく分けて、初期費用と毎月の費用があります。

初期費用には、仲介手数料(物件価格の3%+6万円)、登録免許税(物件価格の1.5%)、不動産取得税(物件価格の1.4%程度)、抵当権設定費用、火災保険料などがあります。(※金額は目安です。地域や物件によって異なります。) さらに、今回のケースでは生命保険料も初期費用に含まれます。これは、ローン保証会社が保証人をつけない代わりに、ローンの返済が滞った場合に備えて加入を義務付けているケースが多いからです。

毎月の費用には、住宅ローンの返済額、管理費、修繕積立金、固定資産税(年額)、そして駐車場代などが挙げられます。固定資産税は、物件の評価額に基づいて算出され、ベランダ部分も評価額に含まれます。

フラット35女性専用ローン「凛」について

フラット35女性専用ローン「凛」は、女性が単独で住宅ローンを組む際に、金利優遇を受けられる制度です。他のフラット35と比較して金利が低い(低い場合もある)ため、返済総額を抑えることができます。ただし、金利優遇の幅は大きくありませんし、必ずしも他のローンよりお得とは限りません。他の金融機関のローンと比較検討することが重要です。

頭金を入れるメリット・デメリット

頭金を入れるメリットは、ローンの借入額が減るため、毎月の返済額が減り、返済総額も少なくなります。また、金利負担も軽減されます。 デメリットは、頭金として用意する資金が必要になることです。頭金を入れるかどうかは、ご自身の経済状況と将来の計画を考慮して判断する必要があります。

ローン以外の月々の費用

妹さんの場合、月々の費用は、ローンの返済額(8万5千円)、管理費・修繕積立金(2万円)、駐車場代(1万円)などです。固定資産税は年間費用なので、月額に換算して予算に組み込む必要があります。

ベランダ部分の固定資産税

ベランダ部分も固定資産税の評価額に含まれます。ただし、ベランダの面積や構造によって評価額は異なります。

誤解されがちなポイント

「10年で完済予定」という点です。10年後に一括返済できるだけの現金収入があるとしても、金利や諸費用を含めた総返済額を事前にシミュレーションし、本当に完済可能かどうかを慎重に確認する必要があります。

実務的なアドバイス

専門の不動産会社や住宅ローンアドバイザーに相談することをお勧めします。彼らは、物件の適正価格、ローン選び、諸費用などについて、客観的なアドバイスをしてくれます。また、税理士に相談することで、固定資産税やその他の税金に関する疑問を解消できます。

専門家に相談すべき場合

ローン審査、税金、法律的な問題など、不安な点がある場合は、専門家に相談しましょう。特に、10年後の完済計画は、想定外の事態も考慮した上で、専門家の意見を聞きながら慎重に計画を立てるべきです。

まとめ

中古マンション購入は、大きな買い物です。住宅ローン以外の費用、税金、ローン返済計画などをしっかりと理解し、専門家のアドバイスを受けながら、慎重に進めることが重要です。妹さんが安心してマイホームを手に入れられるよう、サポートしてあげましょう。

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