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50年借りた店舗の退去トラブル!増築なしなのに撤去命令?相談先は?

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【悩み】
今回のケースは、長期間にわたる賃貸借契約(賃貸契約)の終了に伴うトラブルですね。特に、原状回復を巡る問題は、よく発生します。ここでは、この問題について、わかりやすく解説していきます。
賃貸借契約において、退去時に借主が負う義務の一つが「原状回復義務」です。これは、借りていた部屋や店舗を、借りた時の状態に戻す義務のことです。
しかし、ここで注意すべきは、単に「借りた時と同じ状態」にするだけではない、ということです。
原状回復の範囲
原状回復の範囲は、建物の「経年劣化」(時間の経過による自然な劣化)や、通常の使用による損耗(通常の使用で生じる傷や汚れ)については、借主が負担する必要はありません。
借主が負担するのは、故意や過失による損傷や、通常の使用を超えた使用による損傷です。
今回のケースでは、借主が借り始めた時からあった部屋について、大家さんが「撤去しろ」と要求している点が問題です。
増築の事実
借主が増築した事実がないのであれば、原則として撤去義務を負う必要はありません。
しかし、契約書に特別な取り決めがある場合や、その部屋が違法に建築されたものである場合は、状況が変わる可能性があります。
まずは、契約書の内容を詳細に確認し、その部屋に関する記述がないか、原状回復に関する条項をチェックしましょう。
賃貸借契約に関する法律として、重要なものに「借地借家法」があります。この法律は、借主の権利を保護し、不当な要求から守るための規定を含んでいます。
今回のケースでも、借地借家法に基づき、借主が不当な負担を強いられないよう、保護される可能性があります。
今回のケースでは、大家さんと借主の双方が高齢であり、記憶に基づいて話し合いが進められています。
記憶だけでは難しい
記憶は曖昧になりやすく、客観的な証拠(契約書、写真、図面など)がないと、主張が通りにくくなる可能性があります。
当時の状況を証明できる証拠を探すことが重要です。例えば、
などがあれば、有力な証拠となります。
まずは、大家さんとの間で、冷静に話し合いを試みましょう。
話し合いのポイント
相手の主張をよく聞き、こちらの主張を丁寧に説明することが重要です。
感情的にならず、客観的な事実に基づいて話し合いを進めるようにしましょう。
話し合いが難航する場合は、弁護士に相談し、交渉を依頼することも検討しましょう。
弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守るために、適切なアドバイスや交渉を行います。
また、弁護士は、証拠収集のサポートも行います。
証拠収集の重要性
証拠が多ければ多いほど、裁判になった場合に有利に進められます。
例えば、過去の判例(裁判所の判決例)を参考に、類似のケースでどのような判断がされているのかを調べ、交渉材料にすることもできます。
今回のケースでは、弁護士への相談が不可欠です。
弁護士に相談するメリット
弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守るために、適切なアドバイスや交渉を行います。
また、弁護士は、証拠収集のサポートや、裁判になった場合の対応も行います。
弁護士費用については、相談料や着手金、成功報酬など、様々な費用体系があります。
費用の確認
相談前に、費用の見積もりを確認し、納得した上で依頼するようにしましょう。
法テラス(日本司法支援センター)を利用すれば、弁護士費用の立て替えや、無料法律相談を受けることも可能です。
今回のケースでは、以下の点が重要です。
長期間の賃貸借契約におけるトラブルは、複雑化しやすいものです。専門家の力を借りながら、冷静に対応し、円満な解決を目指しましょう。
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