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UR賃貸物件の契約で身元引受人を無断で両親に? バレる? 問題点も解説

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無断での身元引受人設定は、契約違反になる可能性があります。入居審査でバレる可能性もあり、注意が必要です。
UR賃貸物件を借りる際に「身元引受人」が必要となることがあります。これは、万が一、家賃の滞納や、物件の損害などが発生した場合に、借主(あなた)の代わりに責任を負う人です。簡単に言うと、保証人のような役割を担います。UR物件では、原則として2名の身元引受人が必要です。
今回のケースでは、ご両親に無断で身元引受人にするという点が問題となります。これは、契約上の重要な事項を偽ることになる可能性があるからです。
UR賃貸住宅の契約には、契約者の同意が必要な項目が数多くあります。身元引受人についても同様で、UR側は身元引受人に対して、契約内容や責任について説明し、同意を得ることを求めています。無断で身元引受人にした場合、このプロセスが欠如していることになります。
万が一、家賃滞納や物件の損害が発生した場合、URは身元引受人に連絡を取り、責任を求めることになります。無断で身元引受人にされていた場合、ご両親は予期せぬ債務を負う可能性があり、トラブルに発展する恐れがあります。
URの入居審査では、身元引受人の情報も確認されます。具体的には、身元引受人の氏名、住所、連絡先などが確認され、場合によっては、収入や職業などの情報も求められることがあります。
入居申込書に記載された身元引受人の情報と、実際にURが確認した情報に食い違いがあった場合、無断で身元引受人を設定したことがバレる可能性があります。例えば、URが身元引受人に直接連絡を取り、確認を取ることもあります。その際に、ご両親が「知らない」と回答した場合、虚偽申告とみなされ、審査に通らない、あるいは契約を解除される可能性もあります。
直接的に関係する法律はありませんが、民法における「契約」に関する考え方が重要になります。契約は、当事者の自由な意思に基づいて成立するものであり、一方的に相手の意思に反して契約を結ぶことは、原則として認められません。
UR賃貸住宅の契約も、この原則に基づいています。身元引受人は、契約において重要な役割を担うため、その同意を得ずに契約を結ぶことは、契約の有効性に影響を与える可能性があります。
「20代だから死ぬ可能性が低いから、両親に迷惑はかからないだろう」という考えは、大きな誤解を招く可能性があります。身元引受人の責任は、死亡した場合に限られるものではありません。家賃滞納や物件の損害など、様々なケースで責任を負う可能性があります。
また、URが身元引受人に求めるのは、経済的な責任だけではありません。借主がルールを守って生活しているか、近隣住民とのトラブルがないかなど、生活全般に関する相談を受けることもあります。無断で身元引受人にしていると、これらの相談に対応してもらえず、関係が悪化する可能性もあります。
まずは、ご両親に正直に相談することをおすすめします。一人暮らしをしたい理由、UR物件を借りたい理由を丁寧に説明し、理解を得ることが大切です。両親が反対している理由を具体的に聞き出し、その不安を解消する努力をすることも重要です。
もし、どうしても両親の理解が得られない場合は、他の身元引受人を探すことも検討しましょう。友人や親戚など、信頼できる人に相談してみるのも一つの方法です。ただし、身元引受人には、責任を負う覚悟と、あなたを支える意思があることが重要です。
URの入居審査に落ちたとしても、諦める必要はありません。他の物件を探したり、再度URに申し込みをしたりすることも可能です。焦らず、一つずつ問題を解決していくことが大切です。
法的問題が発生した場合や、契約に関する疑問がある場合は、専門家である弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、契約内容の解釈や、法的リスクについて的確なアドバイスをしてくれます。また、万が一、URとの間でトラブルが発生した場合、弁護士はあなたの権利を守るために、交渉や訴訟をサポートしてくれます。
不動産に関する専門家である、宅地建物取引士に相談することも有効です。宅地建物取引士は、不動産に関する専門知識を持っており、契約内容や入居に関するアドバイスをしてくれます。UR物件の契約についても、具体的なアドバイスを受けることができます。
・無断で両親を身元引受人にすることは、契約違反となる可能性があります。
・入居審査でバレる可能性があり、審査に通らない、または契約解除となるリスクがあります。
・まずは、ご両親に正直に相談し、理解を得ることが重要です。
・どうしても理解が得られない場合は、他の身元引受人を探すことも検討しましょう。
・法的問題や契約に関する疑問がある場合は、弁護士や宅地建物取引士に相談しましょう。
UR賃貸物件の契約は、慎重に進める必要があります。焦らず、一つずつ問題を解決し、安心して新生活をスタートできるようにしましょう。
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